ソネット「ノック」 | 新サスケと短歌と詩

新サスケと短歌と詩

短歌と詩を公開します。

職場の仕事の合間に、手帳に詩を書いたので、紹介する。


  ノック

    新サスケ


朝の作業が少し済んだころ

相棒にことわって僕は

午前の例のトイレに行く

体を動かしたから


トイレのドアをノックする

中に誰も入っていないとわかっていても

習慣ではなく こんこんとノックする

トイレの神様への挨拶である


無信仰の僕が

トイレの神様なら信じなくもない

植村花菜の唄があった


洋式トイレの便座に座り

用を足して

安楽になって出て行く