「忘れる」 | 新サスケと短歌と詩

新サスケと短歌と詩

短歌と詩を公開します。

続いて、ソネットを載せます。


  忘れる

    新サスケ


僕が思い出そうとして

出て来ない言葉をもどかしがって

ヒントめいた言葉や説明を並べると

同僚のOさんがよく言い当ててくれる


僕が 歩く百科事典 と呼ぶ

彼によると 僕は

呆けているのではなく

もの忘れが激しいのだそうだ


仕事の作業で忙しいと

二分くらい前にした事を

忘れている


手帳に予定やメモを書き込んで

たびたびチェックして

日常を維持している