先日、標準レンズを手に入れた。
Tokina AT-X AF 28-70mm F2.8 PRO NEW (1997年発売)
基本的な設計は、1988年発売のAT-X AF 28-70mm F2.8と同じらしい。
Nikonでは、F4が発売になった年になります。
その後1994年に"PRO"として発売されて、Nikon F5が発売された翌年に、花形フード仕様となり"NEW"が発売されたそうです。
Nikon F5 と NEW AT-X270 PRO
今まで、純正 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED を使っていたので、ちょっと撮り比べしてみました。
先ずは外見から
純正は凄く長いレンズの様に見えます。
これは、フード内で前玉が前後してもカメラに取り付けた場合、フード先端までの距離が変わらない仕組みなんです。
フード外すと・・・・
純正は一番縮んだ状態
純正は、24㎜付近だと前玉が飛び出てレンズの全長が長くなります
それに引き換え、AT-Xの方は完全に筐体内でズームしてます。
28mm
70mm
フードを外しても全長は同じです。
写真ではフィルター外してますが、付ければ筐体の中でレンズが動いてる感じになります。
この辺は、純正よりもAT-X の方が良いですね~
さて、写りは・・・・
カメラは、Nikon D810 ISO64 で統一
「AT-X AF 28-70mm F2.8 PRO NEW vs AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」
左がAT-X で、右が純正になります。
先ずは広角側。
※純正は、レンズの指標で28mmにしてあります。
スピードライトを天井に向けてのバウンスで撮影。
JPEG 撮って出し。
28mm F2.8 SS1/10
28mm F2.8 SS1/10 等倍
28mm F5.6 SS1/2.5
28mm F5.6 SS1/2.5 等倍
28mm F11 SS1.6"
28mm F22 SS6"
28mm F22 SS6" 等倍
お次は、70mm望遠側。
撮影条件は広角側と同じです。
70mm F2.8 SS1/5
70mm F2.8 SS1/5 等倍
70mm F5.6 SS1/2
70mm F5.6 SS1/2 等倍
70mm F11 SS2.5"
70mm F11 SS2.5" 等倍
70mm F22 SS10"
70mm F22 SS10" 等倍
このレンズ、開放付近ではソフトレンズの様な感じです。
絞れば、純正の様にカリッとした描写になります。
F11〜の解像感は、見ようによっては純正より良い感じ。
フィルム時代のレンズですから、デジタル時代のレンズには解像感で劣る面もあるのでしょうが、3600万画素機で撮影しても見劣りしない写りは、コスパ良いのではないでしょうか
何せ、8,000円代での購入ですから
このレンズ、開放付近を使って花やポートレート撮影では面白そうですね。
花が綺麗に咲き始めたら、このレンズで撮ってみたいです。
楽しく良いレンズを手に入れた気分です。
Tokinaのレンズ、初めて使いましたが…
ちょっと良いかも知れない
他も物色してみたくなりました