こんにちは。野口雅子です。

 

 

この7月、久しぶりにパリのルーブル美術館へ行ってきました。

 

少なくとも5年ぶりくらいですかね。

 

(パリに住んでいた時は、ほとんど行きませんでした)

 

どうしてもルーブルに行きたかった理由はこれ。

 

パルミジャニーノのアンテアと呼ばれる絵画。

この絵を直接観たかったのです〜!

 

 

 

 

この絵は普段はナポリにあるカポディモンテ美術館にありますが、ルーブル美術館

に来ていたのです。

 

ちょうど私がパリにいる時タイミング良く。

 

6月にナポリに行きましたが、夕方着いて1泊したのみで、

観光する時間はありませんでした。

 

でも、この絵画はずっと昔から気になっていて、いつか本物を観たい〜!

と思っていたのですよね。

 

それがパリに来ると発見して、すぐに予約しました。

(現在、ルーブル美術館の見学は基本、予約制になっていました)

 

すぐにこの絵に会えるのかと思っていたら、そうは行かず。

広大なルーブルの一部を通るようになっていました。

 

 

この豪華さ! すごい。

 

 

え?

ボッティチェルリ?

と思って、近づいたらやっぱりそう。壁画でした。

今まで知らなかった。いや、忘れたのかも^^

 

有名なモナリザは人だかりゆえ、遠くから眺めただけですが。。。

 

 

 

 

改めて、ルーブルの偉大さを実感。

 

 

そして・・・・ようやく会えました!

アンテア(若い女性の肖像)

 

美しいひとです。

 

地味に見えるけれど豪奢な衣装が似合って、それが彼女の若さと美貌を引き立て

ています。

 

知的でエレガントで、強い女性にも儚い女性にも見える。

 

モデルは画家の恋人、身内、使用人説、高級娼婦説、名家の令嬢説・・・

或いは特定のモデルはいないのでは?

などいろいろあるようです。

 

が、この魅惑的な眼差しを前にしたらそんなことは重要ではないのでは

と思えます。

しばし、私はこの”アンテア”に見惚れていました。

 

ところでこの日、ルーブル美術館のロッカーに入れておいたバッグが

失くなっていたのです。ショック。

 

いえ、私が悪いのですけれどね。

ルーブルでは、荷物は自分でロッカーに入れて暗証番号を決めて管理するというシステム。

 

で、ちゃんとやり方を読まなかったのが悪かった。

ロックされているのを確認したつもりでしたが、戻ってみると白いトートバッグ

は消えていました。

 

忽然と!

ウソ、うそ、嘘〜〜〜〜〜ウソでしょ!?

 

しかし、いくら探してもないものはない。

 

幸い、財布や鍵、携帯といった’貴重品は別のバッグに入れ替えていたので無事でした。

 

でも、でも

 

買ったばかりだったサプリメントや化粧品、日傘は諦めるにしても、シャネルの古いサングラスは惜しかった〜

今ではもう手に入らないものなのです。

 

やっぱりルーブルなど有名どころには、その道のプロ(泥棒)がいるのかも。

 

皆さま、私のようにドジは踏まないように・・・・お気をつけください。

 

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長いことパリに住み、素敵なマダムたちと出会い、

実際につき合う機会に恵まれた私は、長年彼女たちを観察してきました。

結論として、生まれつきの容姿や社会的な地位、

お金持ちかどうかなどとは全く関係なく、彼女たちは魅力的でした。

もちろん年齢にも関係なく、です・・・・。

(本文より)