前から行ってみたいと思っていた根岸。
お妾さんとご隠居さんの里。
あ、いや、お妾さんを囲って隠居しようってんじゃないですよ。
そんなお金ないし…
って、お金があったらするのか!
言い訳しておくと、落語に出てくるお妾さんとご隠居さんは根岸に住んでいることが多いんです。
だから私にとっての「聖地巡礼」の一つなんです。
早朝に鶯谷駅を出発。
まず根岸とは逆方向へ…
歩き始めてびっくり。
すごいですねぇ~、ラブホテル街。
いったい何軒あるんでしょ。
と思って、ネットで検索してみたら、軽く50軒はありそう。
少なく見積もって1軒に10部屋あるとして500室。
狭い地域で、夜な夜な500組がみんなで同じ行為をしてるって、なんだか不思議。
ナニをするにも新宿が中心の私としては、驚きの朝でした。
(「ナニ」の発音は「ナ」を強くしてください。「ニ」を強くすると違う意味になるので)
なんて、朝から失礼しました。
あ、写真、写真。
早朝とあって、まだ人通りの少ない駅。
地下道の壁には鶯と朝顔の絵。
爽やかな朝で1日が始まりました。(なんて、今さら遅い)
さて、最初に行ったのは入谷の真源寺。
「入谷鬼子母神」といえば、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
「おそれいりやのきしぼ(も)じん」の入谷の鬼子母神。
面白いですね、こういう洒落、というのか、言葉遊び。
何か用か九日十日(なにか ようか ここのか とおか)
その手は桑名の焼き蛤(そのては くわなの やきはまぐり)
あたり前田のクラッカー
(前田のクラッカーって、今でもあるんですね)
ちなみに、「鬼子母神」は子供を食べる鬼女のことで、釈迦に説かれて改心し、子育てや安産の神になったそうです。