1978年以降、カナダにはかれこれ10回ほど行きました。1回を除いてすべてモントリオールでホッケーの試合を見ることが目的でした。
その「1回」というのは1980年8月のこと。
「何度もカナダに行っているのだから1度くらい行っておかないと」と思い、カナディアンロッキーに行きました。
日本からカナディアンロッキーへ行くには、先ず西海岸のバンクーバー(Vancouver)へ行き、そこから飛行機で、いったんロッキー山脈を超えて1時間半ほどのカルガリー(Calgary)まで行きます。
そして、さらに車やバスで1時間半ほどでようやくカナディアンロッキーの中心地であるバンフ(Banff)へ到着します。
私は、当時付き合いのあったウィニペグ(Winnipeg)に住む友人二人が案内を引き受けてくれました。
私は上記の経路でカルガリーに行き、車で来る二人をカルガリーで待ちました。
ウィニペグはカナダのちょうど真ん中あたりにある都市です。
カルガリーまでは約1,300キロ。
1,300キロというと東京から福岡よりもう少し遠いくらいです。
そこを夜通し走り続けて来てくれました。
二人を待つ間にヘリテージパーク(Herritage Park)というところに行きました。
さしずめ「歴史村」といったところでしょうか。
そこで半日ほど過ごしたのですが、カナダについてはホッケー以外のことは何も知らなかったので、正直なところ、「昔のカナダを再現したものらしい」という以外、よく分かりませんでした。
(カルガリーの皆さん、すいません)
とはいえ、ひろ~い場所で澄んだ空気をたくさん吸って、とても良い気持ちになれました。