以前はどこの学校にもあった二宮金次郎の銅像を撤去する学校が増えているそうです。
「ながら行為を助長する」「歩きスマホを肯定する」といった親からの抗議が理由のようです。
中には、背中にしょった薪を下ろし、腰を掛けて本を読む金次郎像に代えた学校もあるとか。
寸暇を惜しんで勉強したという勤勉さを表すこの銅像の本質を捉えることのできない親、そして、それを説得し、指導できない教師。
確かに現代社会で歩きながら本を読むことは危険です。それはそれで子供たちに教えなければならない。と同時に「勤勉」という金次郎の精神も教えることが必要だと思います。
時代に合わせた教育するという柔軟さに欠けた親に教師。
こういう人たちの頭の中には石が詰まっているのでしょう。中身が石だから毬のように弾むことができない。柔軟な考えができない。