6月20日に入院、21日に事前手術、27日に脳腫瘍摘出手術。
この手術の後遺症として、右耳の聴力は完全に失われ、もう復活することはないそうです。
また、顔面に片麻痺があり、顔の右半分が垂れ下がり、右目は自力では閉じていられません。
こちらは時間が経てば改善する可能性はあるそうです。

本来なら27日から3週間程度で退院する予定でしたが、微熱と頭痛がおさまらず。
3時間ごとにロキソニンとカロナールを飲みましたが、それでも一向に変化なし。

腫瘍摘出の際の開口部に膿が溜まっていることが判明し、急遽7月12日に再手術をしました。

わずか20日余りの間に3回の手術。
その内2回は全身麻酔を使っての手術でした。

その後も頭痛はおさまらなかったのですが、先週始めからロキソニンを飲まなくても頭痛がしなくなりました。
この間、再切開した部分に管を差し込み、そこからの出血を外に出し続けました。

3回目の手術では、耳下の中の筋肉を覆っている膜を太腿から移植したため、頭だけでなく、太腿には長さ25センチくらいの傷があります。

先週後半に、頭をぐるぐる巻きにしていた包帯が不要となり、また入院以来続けていた点滴も不要になりました。
点滴については、私は血管が見えにくいらしく、何度も何度も針を刺されて、両腕は真っ赤に腫れ、もう針を打つところがなくなっていたので、ホッとしました。

あとは腿の包帯だけとなり、抜糸をしようとしたところ、出血。
傷口の中に膿が溜まっているとのことで、再度開口し、中をきれいにした上で、新たな膿を吸引して外に出すための吸引器と管が入っています。
この吸引器は24時間絶えず吸引を続けるため、常に持ち歩かなくてはなりません。

ということで、6月20日の入院から6週間経った今もまだ病院にいます。

もういい加減、病院食に飽きて、一時食欲が落ちたのですが、病院内のコンビニで食べたいものを探してなんとか食べています。

そろそろこの腿の管が外れてもいいのですが、どうなることやら。
でも、この管が外れても次にまた何かあるんじゃないか。

不安と苛立ちの毎日です。