今日は雨

 

今年の梅雨入りは

例年よりずっと早くって

 

沖縄・奄美は5月5日

九州南部は5月11日

 

これは平年より19日早く

統計史上2番目の早さ

65年ぶりの早い梅雨入りだそう。

 

これから梅雨入り宣言

どんどん北上して

 

日本列島雨の季節

 

3月13日のブログには

「春の雨」を書いたから

 

今日は5月の雨について

書こうと思って調べていたら

 

この年になって

面白いことを知りました!(^^)!

 

 

これって全部

みんなが知ってる常識?

 

恥を忍んで

娘たちに教えるつもりで

書かせていただきました。

 

*****

 

現代は5月といえば晴れる日が多く

すがすがしい印象だけど

 

旧暦がつかわれていたころの5月は

現在の梅雨、雨の時期。

 

今年の旧暦では

6月10日から7月9日まで

 

それを踏まえて見てみると

 

五月晴れと五月雨の

意味も違ってきます。

 

 

五月晴れ

 

今では、スッキリとした5月の青空

ゴールデンウィークの頃の

晴れ模様に使われるけど

 

そもそもは、梅雨の晴れ間を表す言葉

 

 

五月雨

 

5月に降る雨じゃなく

梅雨時の長雨のこと

おおむね梅雨の別名

 

今日のようなしとしと雨は

小糠雨というやつですね。

 

走り梅雨 迎え梅雨 梅雨の走り

 

梅雨入り前の雨には、こんな表現も。

 

 

ちなみに

五月雨が梅雨時の長雨だから

 

「五月雨」というワードは

 

物事を一気に行い終えるのではなく

断続的にダラダラと繰り返すさまを指す

表現として使われるようになったのですね。

 

五月雨戦術 五月雨スト 

 

そして最近では、メールで連絡する際に

要件を一度に伝えきれずに何度も追伸を

送ってしまうような状況を「五月雨式」

って言うそうで・・・

 

これには耳が痛いです。

五月雨式、気をつけます💦

 

 

 

そしてもう一つ

 

五月蠅い(うるさい)

 

ハエがうるさいのはわかるけど

なんで五月蠅いって書くのかな?

 

ってずっと思ってたけど

 

そりゃあ、梅雨の鬱陶しい時

ぶんぶん顔の周りにいたら

 

五月蠅いものね(-。-)y-゜゜゜

 

今日やっと腑に落ちました。

 

 

最後に少し高尚なものも✨

 

「五月雨をあつめて早し最上川」

芭蕉「奥の細道」

 

この有名な句についても

面白いエピソードがあったとか。

 

 

芭蕉が最上川を下るため

最適な天候をまっていたときに

開かれた句会では、最初

 

「五月雨をあつめて涼し最上川」

 

最上川が涼しい風を運びながら

穏やかに流れる様子を表現したそう。

 

けれど、その後実際に川を下ったら

激流であるうえ、難所続きで

大変な目に遭い、思わず

「あつめて早し」に変えたとか。

 

 

今日のしとしと雨のお陰で

 

とっても良い勉強になりました(^_-)-☆

 

日本語って素敵ですね

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

紫陽花の花楽しみです。