誰かは、誰かの、スーパーマン。 | 神様の采配 まさまさのブログ

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いつもはオバサン 時々幼児 時々老婆

日常に転がっている小さなしあわせを下手な文章で綴ります

ブログ初心者なので御指導よろしくお願い致します



学生の頃。

学校の近くにアパートを借りて暮らしていた友人宅に授業が終わって遊びに行った帰り。
学校のすぐ目の前の駅のホームで電車を待っていた。

線路の脇で、

ガラガラ ガチャガチャ ガラガラ・・・・

作業着のオジチャンが大量の空き缶を
拾って大きなゴミ袋に入れていた

あんな大量のゴミが線路に落ちていたんだ

毎日この駅を利用しているのに、気が付かなかった・・・

季節は真夏、オジチャンは汗をかきながらゴミを拾っている


電車が安全に走れて
学校に毎日無事に通えて
毎日無事に家に帰れたのも

あのオジチャンのおかげ

当たり前に朝が来て、夜が来て
いつもと変わりのない毎日が送れるのは
どこかで、誰かに守られているからなんだなあ





松下幸之助氏が電球をつまらなそうに拭いていた社員にかけた有名な言葉

君、ええ仕事してるなぁ。

その電球は、どこで光ってるか知っているか?

あんたが磨いたその電球で町の街灯に明かりがつく。その街灯のおかげで夜遅くに駅から家に帰らなあかんいつも怖い思いをして帰っていた女の人が安心して家に帰ることができる。


松下氏のとこの社員さんも
ゴミ拾っていたオジチャンも
お疲れの様子のスーツ姿のお兄さんも
忙しそうに動くコンビニの店員さんも




みんな、どこかの誰かのスーパーマン


今日もお疲れ様でした
おやすみなさい