良い言葉を聞いた。

お芝居では、リアルっていう事を私は "拠り所” にしているんだな、と。

 嘘じゃない芝居、というものをすごく大切にしていて、それがあると直ぐにばれてしまうから、そのあざとさがすごく嫌で。

いつも、「リアリティはどこからか?」を考えていて、そこからしか本当には人の心を打てないって、もう、宗教のように、思想のように、この何年も確かめていたけれど。

だから形だけやってるお芝居を、それこそ目の敵のように、「絶対絶対にそっちに行きたくない」と思っているのに、逆のほうが現場で大事だったりして。

 そう見えていれば、そうなっていなくても良い、という現場が確実にあって。 私には、結局そうなっていないことがちゃんと見えるんだけど。結局、効果的に見える事が大事だって事なのだけど。

 リアルさが邪魔をする時があるのは確かなんだよね・・・。

「拠り所」という事を言われて、腑に落ちてしまった。