たてしたマサ子です。


参議院会館にて女性の防災会議が開催。


・・・「震災と3・11から見えてきたもの」・・・

もりおか女性センター長・田端八重子氏の講演


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今までも被災地を視察したり被災者のお話を

伺っていました。が、今日のセンター長の

お話を伺い「こころ」が泣いてしまいました。


その内容は・・・


津波がひどかった!

人と人の命・財産をもっていく。

何も残らない。。。

そのことがどれほど人の心を傷つけるか・・・


雪が降る寒い毎日

避難所では、暖房は一切なく食糧は4日後に届く。

一家族一日一ヶのおにぎり。


避難所の中では・・・

女性の為の仕切り、授乳室、更衣室、談話室

を作って欲しいと頼んだが・・・


「こんな時に、何を言っているのか」「わがままだ」

と、とりあってくなかった。


女性、子ども、障がい者、妊産婦等の身体や

健康は後回しにされ、耐えているだけだった。


避難所でのDV、レイプ・・・も


そして、3ヶ月後・・・

眠れない、血圧の上昇、うつ症状がひどくなる、

疲れが取れない、悪夢、不安感、恐怖感、

なにもなくても涙が止まらない、PTSD・・・ 


女性特有の身体的異常・ホルモンバランスの変化

不安愁訴、過呼吸、尿漏れ等・・・


「身体が心が」芯まで痛めつけられて・・・


家族、姉妹であっても、自分を抑えて

狭い空間で相手に合せて暮らしていると、

相手の顔も見たくなくなった・・・と。


支援とは・・・

その人の「日常」を積み上げること


人の力の回復は

「非日常」から「日常」の生活ができること


その人らしさ、こだわりに合わせた支援が

あって初めて、心が満たされ元気になると。


行政の職員も被災されながら極限まで頑張っている。

心が折れないよう支援することが必要・・・と。


今後は、被災者の自立に向けた支援が重要と。

いつ頃、どういう形で手を引くか・・・

自然災害の怖さと非日常になると

人の心が変わる現実。ショックでした。


自然災害をいかに減災としていくか。

被災者の本当の支援とは・・・

個人の気持ちを尊重することではないか・・・

などなど、一番大事なことを教わりました。


今日を原点にしっかり取り組んでまいります。

ありがとうございました。


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