私は時々母に頼まれた包みを持って兄の処へ行きました。
或る日私が、母のお使いに兄の処に行って帰ろうとした時、兄が「おまえ、今度の土曜日どこかへ行くかい」と聞きました。
「どこへも行かないわ」と云うと
「じゃあ、夕方から二人で銀座へ行こう。」と云うのです。
「銀座へ?どうして?」と、私が不思議そうに聞くと、
「給料が入ったんだよ。おごってやるから行こう」と云うのです。
「お給料が入ったって、下宿代拂うんでしょ。それにお昼のお弁当代がいるんでしょ」と云うと兄は、
「思ったより多く入ったんだ。下宿代も拂ったし、お母さんにはいつもより少し多く、小遣いをもらったし、大丈夫、おごってやるよ。
また、続けて働くからいいんだよ。心配しなくて。」と云いました。
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【いただいたコメントへのお返事】
ちえさんへ
このたびは、嬉しいコメントをいただきまして、
どうもありがとうございます。
ちえさんの正代おばあさまは、南大門小学校で正子の一年後輩にあたる方なのですね!
なんという偶然なのでしょう。
まさか、そのような正子にとって身近な方のお孫さんからコメントを頂けるなんて、夢にも思っていませんでしたので、びっくりしましたし、嬉しくて、心が温かくなりました。
きっと、正代さんと正子は校内で出会っていたことでしょう。
顔見知りだったでしょうか・・・
言葉を交わしたことは・・・?
思いを馳せると、ドキドキいたします。
正子も、とても喜んでいると思います。
ちえさん、素敵なクリスマスプレゼントのコメントをいただきまして、心より御礼申し上げます。
どうぞ、素敵なクリスマスをお過ごしください。
* いただいたコメントに気付いたのが、つい先ほどで、お礼が遅くなり、大変失礼いたしました。
まりぴょん
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