先週 朝日新聞で恩師の訃報を知った。
高校の時の担任 そしてソルフェージュや副科声楽でもご指導いただいた。卒業してから母校でピアノを教えるようになった時には副校長としていらしていて、本当にいつも身近にいてくださっていた。
先週末が告別式
その日にクラスの皆とお花をということになり、久しぶりに多くの同級生と繋がった。まるで先生が会わせてくれているかのように。連絡とりながらお互いの近況 そして恩師との思い出話。。昔にあっという間にタイムスリップ。
告別式の日は良いお天気、青空が美しく爽やかな空気。同級生は4人で参列。
先生はいくつもの合唱団の指導などされていたので参列者が大勢いらして、最後のお別れの時「おやすみなさい…」という歌詞の歌を合唱団の方達が口づさみ、火葬場の方へ行かれるのを歌声とともに見送った。
奥様がご挨拶で、先生は亡くなる前日に発熱があり、お医者さまに応急処置をしてもらい、夜はいつも通りに過ごしお休みになったが、翌朝、声ををかけても応答がなく、すでに天に召されていたそうだ。
来年4/22に私達還暦お祝いコンサートをしよう、と企画していてその時に恩師をご招待したいと思っていた。それが叶わなくて残念 間に合わなかった。。。
音楽家になる心構えやその世界の厳しさも教えてくれた恩師だった。そして
「塩を舐めてでも音楽を学び続けたい そんな人がうちの学校に来てほしい」学校説明会の時に話された恩師の言葉がいつも思い出される。
音楽への大きな愛を感じる言葉。。
先生 どうぞ安らかに。
ありがとうございました。
会場に向かう電車が グルンパの幼稚園仕様の電車。。。子供の時の愛読書。。。