ウィーンから一枚のCDが届いた。

Bach auf der Bratsche by Herbert 

(ヴィオラでバッハを)

ヘルベルトとは コロナ禍になる前まで 毎年のように日本やウィーンで共演してきて。。。

深い味わいのある音色やその音楽は本当に魅力的

ヘルベルトの奏でる音楽のようにピアノを奏でたいといつも思いながら演奏していた。


ブックレットには、「コロナ禍になって一人で部屋の中で音楽を奏でる。バッハと向き合う。それらは、バイオリンの曲 チェロの曲だが、音域や調性を変えたらヴィオラでも演奏ができる。ヴァイオリンのような華やかさはないが、豊かな響きで弾ける。チェロのような低音の力はないが、高音域はチェロよりスムーズに弾ける。バッハが残した名曲をヴィオラで奏でてもいいではないか。このCDは、コロナ禍で静かに音楽と向き合った中から生まれた。

65歳の記念に、親しい友人達 生徒達へのプライベートにリリースしたCD」


コロナ禍であらゆる場で演奏する機会がなくなったその時にどう過ごしたか。。。ヘルベルトの音楽への愛が溢れたCD、彼の人柄が滲み溢れたCDで、懐かしさや一緒に演奏した日々が蘇った。

音楽は大きな支えになっている、改めて思ったひとときだった。