夏休みも後半
それぞれがそれぞれの夏休みを過ごし、かけがえのない思い出を作って、蝉の声からコオロギの声に変わろうとしているこの頃
こんなにひたむきにピアノに向かった夏を過ごしている方達がこんなにいることに胸が熱くなる。
昔の自分のように。。。
昨日で二日間に渡る全国大会の審査が終わった。
満足げに舞台から降りていく子 ちょっと首を傾げながら降りていく子 嬉しそうに降りていく子 真面目なお顔を崩さない子
本当に多くのサポートがあって今日の日を迎え、多くの人たちの応援の想いがこもった演奏時間10分
それをしっかりと私たちは受け止めたと思う。
音楽を点数化することにはとても難しいことだし、それぞれの観点も違う。
多くの努力を運という言葉で片付けてしまうのは忍びないけど、出てきた結果は運も大きい。
全国大会に出てこられたお子さんたちは皆素晴らしいピアニストたち!
この舞台で演奏しきったことを大きな勲章にしてほしい。
私が聞く立場で気になったことは
バロック期と古典期のテンポ設定
長い期間練習していると指がどんどん回り、弾くことが気持ち良くなってくるだろう。
でもちょっと立ち返ってみて
そのスタイル 時代背景を思い出してみて。
もっと人々の生活のテンポはのんぶりとしてたはず。そしてドイツ語圏の音楽はドイツ語のようにはっきりと喋る。
そうすると、モーツァルトが、ベートーヴェンがj感じていたテンポ感に気がつくと思う。
ともあれ 今のお子さんたちの集中力、舞台度胸には脱帽です。
大きな感動のあった二日間だった。