お犬様優先で帰国を決めたものの

 

もやもやする中、出発日当日を迎えました

 

ロックダウン後、フェイクニュースや

噂レベルの話に惑わされないよう常々注意し、

明らかなソースのあるニュースしか信じないことは徹底していましたが

 

こんな時に限って

検疫情報の確かな情報がない。。。。涙

 

ちょうど外務省の海外渡航情報の

感染症危険レベルが3と発表されたばかりのタイミングだったのですが

入国に関してどういった検査をされるのか?どこにも書いていません

 

うーん・・・

 

信用できるのは外務省のページや

大使館からの情報なのですが ありません

 

少し前、日本入国時の検疫で

”レベル3”の国からの入国事情は

レベル3の国から帰国した方から

とても厳しい内容と聞いて知っていたので

(全員がPCR検査対象の上、待ち時間が長い)

それと同じ検査が課されるのか心づもりしておきたいだけなのですけどね 笑

 

厳しくても じゃあ 帰国するのやめます

にはならないのに 情報に貪欲な私(笑)

 

幸いにも友人が、私の前日に同フライトで

羽田入国予定で

夜遅く、彼女が無事入国できた話と

その日の検疫の情報を得ました

 

まだレベル3に相当する検疫はその日はなかった

恐らく、4/3頃から厳しくなると聞いたので明日のフライトも

同じ検疫方法ではないか?とのアドバイスでした

 

コロナウイルスを自国、日本に持ち込まない為に

私が厳しい検疫をされるのは構わないのですが

ここもお犬様ファーストで

万が一空港で長時間待つことになったら

犬はどうしよう??ということが心配だったのですが(苦笑)

ま、その時はその時だな・・・と思い 自宅を発ちました

 

空港へのお見送りは許可されていないので

夫くんとは自宅でお別れ

コンドミニアムには部外者は入れない為

夫くんが車を駐車場から車をコンド外に出し

夫くんのドライバーとバトンタッチ

愛犬りりぃと空港に向かいました

 

夫くんのドライバーはドライバー会社からの派遣ですが

ロックダウン以降、お給料が出てなくて困っているという話を

空港に向かう間、ずーっと付き合わされました

普段は寡黙な彼ですが よっぽど困っていたのだと思います

 

マニラ、ニノイアキノ空港

現在減便の為、第一ターミナルのみ稼働中

 

出発カウンターもひっそり

 

 

 

 

 

 

この日、飛んだのは

台湾とブルネイのみかな

そういえば、ホーリーウィークに

ブルネイ 行く予定だったのに

そんなことすら はるか昔の話のようにさえ思う

 

何より心配だった

ワンコのチェックインを済ませ(これについては別記事にします)

いつものように I-CARDホルダーのカウンターでお金を払い

パスポートコントロールを抜けて出国

 

空港が静かじゃ・・・・

 

 

 

 

お店は閉まり 唯一開いている売店でエビアンを購入しました

(万が一 日本入国時の検疫で長時間待ちになった時の飲料水の確保の為で

食べ物はクッキーなどを自宅から持参)

 

ラウンジは当然やっていないので

出発ゲートで待ちますが すごい人

 


その日は満席と聞いていましたが

 

そ・そ・ソーシャルディスタンスは

 

ないんかい??と

急に不安になった私

 

何せロックダウン以降 3週間近く

家族以外近い距離にいない状況を

続けてきておりましたから

 

なるべく離れた場所でポツンと待ち

飛行機に乗り込みました

 

チェックイン時、念のため

空いているなら 隣の席ブロックしてほしいと

リクエストを入れましたが 

満席でその願いも玉砕

 

機内のトイレをなるべく使いたくなかったので

直前にトイレに行き、

マスクをして乗り込みました

当然 マスク乗車率100%で離陸

 

リラックスができなくて

結局、機内では一睡もできませんでしたが

唯一、楽しみにしていたのは

カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞作品

「パラサイト 半地下の家族」

 

 

 離陸早々から ちゃっかり満喫!

 

機内販売はなし

機内食は羽田空港で搭載したチキンカレーとパン

 

 

 

 

トレイもありませんので、

ビニール手袋をした客室乗務員の方が

チキンカレー、カトラリーと配布していきます。

 

当然、あのお楽しみの

ハーゲンダッツあるはずがありません(笑)

 

食事の時間は、全員がマスクを外す瞬間

食事の時間ってリラックスしてしまいますし、

マスクを外して食べるのを躊躇しましたが

朝から緊張して何も食べれなかったので

実はお腹が減っていた・・・・

 

どんな悲しいことがあっても

どんな緊張状態にあっても

食べることと 眠ることを 

削れない自分の図太さに

過去何度となく気づいていましたが 

例外なくこの日もお腹が減っていることを

確認。(なんて図太いんだ)

窓際向いてこそこそ食べました

 

チキンカレーが想像以上に美味しかった 笑

 

さて、機内ではいつもと違う配布物があります

(裏面は英語)

入国に際し 事前に記入しなければいけない検疫に関する書類ですが、これを見て、恐らくPCR検査はしないなと思いました

 

 

 

 

 

 

 


定刻より30-40分早く、羽田空港へ着陸

 

 着陸は羽田空港第2ターミナルです

(以前の、国際線ターミナルではありません)

 

到着時はマニラからの

全日空機だけのようでしたので

検疫も混雑しておりません

 

トイレに行ってから検疫に進みましたが

既に列ができており

 


ソ・ソ・ソーシャルディスタンスは???

 

 

 

と ここでも 近すぎることに恐怖を感じつつ

とりあえず前の人と間隔をあけて順番を待ちます

 

列の途中に靴底消毒のマットが

定期的間隔であります

 

 

 

検疫横の 健康相談室あたりに

ぐったりした方が何名かおられて 

ちょっと怯える・・・

(具合が悪いのか ただの待ち疲れなのか判断つかず)

 

待ってる間、列の先を観察していたのですが

基本的には、時間をかけて 

事前に記入した用紙の確認

質問のやりとりなどが行われています

 

聞こえてきたのが

「ホテルの予約書見せてください」

「レンタカーですね?」

「それはできません、地方へ移動するにも公共機関は利用できません」

 

のようなことが聞こえてきました

しばらくすると、どういう訳か 

入国に進ませてもらえず

横によけられて待機させられている人が

数人出てきました

 

いよいよ 自分の番

検疫係官は 事前提出した書類に

まず目を通し、その後 質問されます

 

しかし、目の前の検疫係官、

1日海外から戻られる方と

近距離で会話するのに

ペラペラのマスク1枚で

対応してくださっています

 

大きなお世話ですが、ちょっと心配

 

確認ですが

・過去2か月以内に これらの国に行ってませんね?(対象国を言いながら)

・自宅に戻られますね?

・お迎えは息子さんの車ですね?

 

これを先に確認され 

間違いないことを確認すると

 

これから14日は自宅隔離対象です

公共機関は絶対に使わないでください

症状が出た時にはここに(書類を指す)連絡をして指示を受けてください

 

と 指導されました

 

14日の自宅隔離について 

「自宅隔離ですが どの程度の自宅隔離でしょうか?家から一歩も出れないという意味でしょうか?」

と 聞きました。

 

基本的に不要不急の外出は禁止です

生活に必要なこと、例えば 食べ物を買いに行く行為は禁止ではありませんし

銀行に行くこと、薬局なども禁止ではありません。レストラン内、イートインでの食事は禁止です。なるべく出ないように工夫し、人のいない時間帯 お昼間、マスクをして短時間で済ませてくださいとのご指導でした

 

そんな指導の後、指定地域に滞在したことがないことを証明するブルーの用紙が渡され検疫終了

ようやく 用紙を持って入国審査に進めます

 

私の検疫にかかった時間は列に並んで済むまで

30分程?長くはないと思います

 

検疫の列はできていますが

入国レーンはガラガラ

 

自動入国のゲートを越えて

入国スタンプ(海外居住者はこれをもらうのを忘れてはいけません)を

忘れずもらい 手荷物ピックアップ場所、

愛犬りりぃと対面→動物検疫→出口→駐車場→自宅の流れで、1日が終わりました

 

と、ここまで書きましたが

昨日4/3からフィリピン到着者

全員の方にPCR検査がされています

 

到着後、検疫が混んでいて

機内待機の後、検疫に向かったようです

 

自宅に帰ること

自宅までの足があることが確認できる人は

自宅にて検査結果を待つことができるようです

(ホテルの方はその場で結果を待つようです)

 

なお、レンタカーの予約がとれない

自分で運転できないなど、空港から自宅までの足を心配されている方がいます

 

ハイヤーは公共機関に含まれませんので

心配ならハイヤーの予約という手もありますので

ご参考になさってくださいね(ハイヤーは個別輸送機関です)


どこにいようが、安心な場所は

今はありませんね…


しかし 部屋の中からでも感じるのは

日本の平和的な空気感


夫くん 元気かなぁ…