近藤まさ子です
本日の予算特別委員会教育費審査が、区議１６年間のまさ子最後の質問となりました
児童・生徒にてんかん発作がでた場合の学校での対応について
昨年７月に文科省から「学校等におけるてんかん発作時の口腔用液（ブコラム）の投与について」との事務連絡が出され、全国の教育現場に学校での使用を可とする旨の周知が開始されたことを受け、港区の対応を伺いました
丸山区議から託された原稿ですが、下記内容等ふくらませて質問
就学前の重責発作で重症心身障がいとなってしまった長男の事例を入れ質問
発作の多くは、1 、2分で止まるが、5分以上続くと自然に止まりにくくなり、30分以上続くと脳に重い障害を残す可能性が高くなり、時に命に関わることもある
従来の座薬に比べ口腔用液の方が即効性があり自宅以外の公共的な場所でも使用可能
就学前の子どもに投与した場合も医師法違反とはならない
特別な配慮を必要とする児童生徒のICTの活用と効果について
通常学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒の割合は平成２４年の調査で推定値６．５％だったが、昨年末では８．８％に増加
特別支援学級や通級の児童生徒数は、この１０年で倍増
区内通常学級には視線入力でiPadを操作する重度障がい児が在籍、また、特別支援学級にも重度障がいの医ケア児が在籍するがタブレットはまだ活用していない
本人の可能性を十分引き出せるよう個別最適化した学びの提供をするために、ソフトやアプリの活用、特別支援教育に特化したICT活用教育アドバイザーやICT支援員などの登用、また学習支援員への研修などの検討を要望
そして、区議として最後に御礼を述べさせて頂きたました
初当選させて頂いた平成１９年は、日本が障害者権利条約に署名した年
重度障がいの２人の我が子を育てながら様々な差別を感じてきたので待ちに待った瞬間だった
平成２７年には国連でＳDGsを採択。「誰一人取り残さない」という観点から性的少数者の人権の尊重も訴える
区長、教育長には数々の提案を受け入れて頂き、区議会、関係者の皆様と共に政策を実現できたことに感謝の思いで一杯
これからは、お母さんとして、おばあちゃんとして、一区民の立場で港区の福祉の充実に力を尽くしたい
この中継をご覧頂いた方々から、感想のメールがあり、
感謝感激のまさ子でした
１６年間の皆様の真心からのご支援に心から感謝申し上げます