近藤まさ子です
議会質問テーマに沿って除法収集の一日
夜は、第9回 SDGsオンラインシネマシリーズの講演会をオンラインで拝聴
講師は、元刑務官(27年間務める)で作家の坂本敏夫氏
3日前のブログに記した死刑について考えされられた『休暇』という映画の詳細についてもお話がありました
受刑者に日々接し、更生に導く刑務官
愛情の無い家庭環境に育ち、罪を犯し、死刑を待つ受刑者にとってはこれまでにない人に対する信頼も生まれてくる
そうしたフレンドリーな関係となった場合でも、死刑執行に立ち会わざるを得ないことがある
人(刑務官)が人(死刑囚)を殺める
妻が出産を控えた刑務官は、我が子が五体満足に生まれるだろうかと苦悩に喘いでいたこともあるという。。。
日本の死刑は絞首刑で、145年変わっていない
それ以前は斬首だったそうです
1956年に議員立法で刑法改正(死刑廃止の法案)の論議があったが審議未了で廃案
現在、死刑確定者は100人余
凶悪事件が増えつつある昨今、死刑廃止の声は小さくなっているようですが、今一度立ち止まって死刑制度を考えるべきと思いました