近藤まさ子です
二日目は福岡市こども相談センター(福岡市児童相談所)へ
ヤフオクドームの隣にある堂々たる建物
「児童相談所」という暗いイメージのネイミングは使わず、
「こども相談センター」えがお館
に
平成15年設立当初から所長は精神科医である藤林武史氏
この16年間、様々な課題に向き合い体制を整えてこられたことを詳細に伺うことが出来ました
児童相談所職員の専門性を強化したことで、多様な専門職集団へと成長し、多職種連携によるチーム支援が可能となった
平成23年度から常勤弁護士を配置したことで、迅速性・即時性が高まり、業務の適正化も行われ、職員の法的専門性・子どもの権利に対する意識が向上したことで、職員の疲弊感が少なくなった
里親委託は、NPOとの協働で普及啓発、リクルートから研修まで行い成果を上げている
子ども家庭支援センターの運営も市内2か所でNPOが行い、夜間や土日の対応も可能となっている
その他、港区に設置予定の児童相談所に対しても的確なご意見を頂くことが出来ました
幼児から中高生迄こどもたちの思いを引き出すための遊具や設備も素晴らしかったです
右の赤いのはサンドバッグ
奥にあるのは室内の砂場
箱庭療法も子どもの年齢に合わせて数室有り
不登校の子どもたちがくつろげる
Peaceful
というお部屋
それにしても博多駅のイルミネーションの見事なこと
そして、宿泊したホテルは陥没した道路の真ん前でしたが、博多駅周辺の観光客の多さ、そして、賑わいには驚きました
明石市でも福岡市でも、すべての子どもたちの健やかな成長を願わずにはおられない熱い思いを、肌で感じることが出来た大変有意義な視察となりました港区の施策にしっかりと生かして参ります