近藤まさ子です
午前中は「基礎から学ぶ発達障害」
研修会に参加
以前の呼称「注意欠陥多動性障害」が、最近は「注意欠如・多動症」と耳にすることが多い障がいのくくり方が変わった
それっていつから
何故
を知りたくて参加しました
アメリカ精神医学会により定められた心の病気に関する診断基準DSMが変わったことによることが解りました
DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders「精神障害の診断と統計の手引き」
第1版であるDSM-1は1952年に発表されましたが、現在は2014に発表された第5版のDSM-5
「神経発達障害」という大カテゴリーに分類
従来の「障害」から「症(群)」となり
アスベルガ―症候群という名称がなくなる
上記は医学界での分類
しかし、日本の文部科学省の発達障がいのそれぞれの定義は、WHO世界保健機構の「ICD-10」(国際疾病分類第10版)の基準に準拠している
自閉症
アスベルガ―症候群
広汎性発達障害
学習障害
注意欠陥多動性障害・・・
その他、障がいの分類としては
ICIDH(国際障害分類)←発達障がいだけではない
ICF(国際生活機能分類)
<感想>
障害分類の基準があったとしても、医師の診断はまちまち
器質的な障がいや機能的な障がいがあったとしても、環境が整っていれば生活に及ぼす影響は最小限に抑えられる
標準化された知能検査(WISC-4等)で、IQ70が知的発達症との境目と言われているが、IQ80でも適応力が少なければ特別支援学校対象としている自治体もあると知り、特別支援教育の各地での取組方の違いを再認識
近藤まさ子は障がいのあるお子さんの相談を多々頂きます
その都度、行政と親御さんの間の橋渡しを務めさせて頂き、場合によっては議会質問をし新たな事業となったものもあります
改めて、しっかりと寄り添い適切な支援により、可能性を引き出せる教育、そして、継続性のある就労にも結びつけ、社会的不利を抑えることができると再確認
その後、区民相談数件対応
夜は地域の座談会へ
季節はから
八重桜
へ