近藤まさ子です
午前中は本村小学校音楽会へ
6年生のクラッピング(手拍子)が主役の曲には感動3声のアンサンブルでした
合奏はパイレーツ・オブ・カリビアン
すべて息が合っていて素晴らしかったです
午後は第35回障害者週間記念事業~ともに生きるみんなの集い~
区長、議長のご挨拶の後、実行委員長挨拶
感謝状贈呈企業は鈴木屋酒店
10年に渡り無償で大量のアルミ缶を提供下さり、それを障がい者施設がプレスしてリサイクル業者へ渡し利益を得る取組を支援して下さっています
ポスター展賞状授与
その後の記念講演は~精神障害を知る~
精神科医 白石弘巳先生より精神疾患について解り易く説明があり、アルツハイマー、統合失調症、躁うつ患者増加の現状、そして・・・
精神障がい者は何をするかわからず恐いから友人にはなれないとの回答が67.3%
健康=病気ではないではない
今の社会では誰でも病気になりうる
病気=薬だけで治すものではない
ひととの信頼関係がなければ回復しない
障害=本人の心身の問題ではない
環境が障がいを減らせる(ユニバーサルデザイン)
障がい者=かわいそうな人ではない
かわいそうにさせているのは社会
白石先生の言葉が心に響きました
以前ブログにも書きましたが、差別を生むものは障がいの個人モデル(障がい者本人の機能的障がいによるもの)ではなく、社会モデル(障がいに対応した社会の仕組みを作っていない)だということ
そして、その後の当事者である宮澤秀一さんのお話に
職場で精神疾患ということを黙っていると、体調が悪くなった時辛くなる
日々、親や支援者6人位に自分の心を電話で話し、対処法が身についた
なので、周囲の人に精神疾患をオープンにし元気にあいさつをするようにした
そうすると、体調がすぐれず仕事を早退しても、昼間からぶらぶらしている不審者と思われるのではなく、普通に「お帰りなさい」と声をかけてもらえる
時々休んでも非難されることは無く、「ときどきずっこける」とおおらかに言ってもらえる
車椅子の人たちにとって障がいとなる環境は段差
精神障がいの人たちにとっては「何をするかわからない」という先入観
宮澤さんのお話を伺うと先入観がなくなります
多くの方に聴いて頂きたいお話でした
そして、最後は区民団体によるパフォーマンス
小学校1年から5年生の日舞(港区伝統文化事業実行委員会)
イングリッシュハンドベル演奏(Kissポート ティンカーベル)
これまでにない“ともに生きるみんなの集い”パフォーマンスでした
障がい者施設作成のお気に入り商品もしっかり購入
とってもあったかい気持ちになりましたホッコリ