近藤まさ子です
元禄15年12月14日は赤穂浪士討ち入りの日
１４日午後からは女たちの討ち入りシンポへ
「介護による離職」ゼロ作戦
～仕事と介護を両立するために～
主催はNPO法人高齢社会をよくする女性の会
初めに樋口恵子理事長のご挨拶
第一部基調講演
「仕事と介護の両立支援:介護で離職しないために」
第二部
大シンポジウム「介護離職ゼロ作戦」
第三部
国会議員大いに語る「介護離職への対応」
討ち入りフィナーレ
高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子理事長はじめ皆様のパワーに圧倒されました
以前、嫁は舅・姑の介護の為に生涯の仕事を辞めざるを得なかった
しかし、今は女性の社会進出で嫁は家にいない
更に、結婚しない男女が増え（５０代の２割の男性、１１%の女性が独身）、介護する嫁は絶滅危惧者になっている
介護休暇（最大９５日）で休む人は１％未満、年休で休む人は９割を超えている 企業の中堅幹部は５０代、その親は２割以上が要支援・要介護の状況であるにもかかわらず潜在化しない
最も離職率が高いのは遠隔地の親の介護でなく、同居の親を介護する場合で何と２６．６％
日本の労働時間は年間２，１００時間、フランスは１，６００時間しかし、両者のGDPはほぼ同じ
つまり１時間働いての利益率が日本はかなり低いことになる 日本は育児、介護、社会参加の時間をもっと取るべき時間のマネジメントをもっと考えるべき
年間１１万人の介護離職
本人にとっては離職後、親の年金とそれまでの貯蓄を取り崩して生活し、親亡き後は復職もできず生活保護となる場合が多い 企業にとっては資源（戦力）を失い、国にとっては所得税、社会保険料が減少する
介護離職の現状を知り、仕事と介護を両立するためには、企業内の介護に対する理解促進、ボランティアや事業所等介護を担う人材の確保が喫緊の課題と痛感しました
それにしても、日本では、制度を作る政治家や官僚たちが一番休暇を取らないそうです 自分の為、家族の為、そして、社会貢献の為に、もっと時間を使うことのできる社会になって欲しいですね