近藤まさ子です
今日の議会運営委員会は国旗について
(以下は近藤まさ子が述べた意見)
前回の委員会で、港区本会議場に国旗掲揚を求める請願が採択されたことを受け、その掲揚方法は
賛成多数で旗竿式となりました
国旗掲揚反対の請願7本について
都立高校の卒業式で、校長が国歌斉唱時の起立を職務命令としたことが、「思想・良心の自由」を保証した憲法19条に違反するかとの裁判で、2011年5月30日の最高裁判所判決で合憲との判断そして、●「慣例上の儀礼的な所作」と定義された。●「個人の歴史観や世界観を否定しない。特定の思想の強制や禁止、告白の強要ともいえず、思想、良心を直ちに制約するものとは認められない」と指摘された。
世界のスポーツ大会などでは優勝すること=国旗掲揚を目標に国民皆が応援している公式な式典で国旗掲揚されていても、そこに参加している個人の思想信条は何も強制されていない
子どもの都立高校卒業式で、国歌斉唱に殆どの教職員が起立しなかった光景は、かえって国旗国歌への嫌悪感を示し、思想信条を表明しているようにで、皆が違和感を持った
区の様々な行事や式典に国旗・区旗を掲揚しているが、そのことについて区民からの意見は無く、掲揚しない会合で掲揚すべきとのご意見があり国旗掲揚するに至った事例はある。特定の思想を強制していると考える区民はいない。
よって、国旗掲揚を反対する理由はなく不採択
賛成多数で6本は不採択、1本は少数意見の留保となりました
国旗掲揚について区民意見聴取の機会を求める請願について
区民意見として請願8本が出され、請願者の説明もあり、それにたいする区民を代表する区議会議員の審査もなされ、すべて公表されている。改めて区民意見を聴取する機会の必要性は感じない
国旗掲揚を反対する真意は日章旗にある。国旗国歌法制定の際には、地方公聴会等を開き広く国民の意見を聴取している。国で日章旗を国旗と法律で定めた以上、区民意見の聴取の必要性は感じない。よって、不採択
賛成多数で不採択となりました
今日はかなり緊張した委員会でした