近藤まさ子です
今日は初めてポレポレ東中野へ
憲法論議がTV新聞等で目立つようになり、憲法について考えたかったのです
「映画 日本国憲法」上映
2005年(戦後60年)に製作
当時、やはり日本で取りざたされた憲法改正論議について、世界の知識人12人へのインタビューをもとに検証したドキュメンタリー映画
監督はジャン・ユンカーマン氏
平和憲法の素晴らしさ誇りに思いました
“日常編集家”こと34歳アサダ氏の「若者が憲法に無関心でいることの意味=平和で制限されることがない社会であることを認識したうえで、憲法について考えるといいんじゃないか」に共感
監督の「改憲ではなく、より良いものとするためにどうするかを考えて欲しい」に共感
「ベアテの贈り物」上映
ベアテさんは日本国憲法草案作成の唯一の女性スタッフ 日本政府には男女平等について随分反対され、「女性の権利についての議論が天皇制の問題ほど激しかった」と述懐する
憲法の中に女性の権利を含めようと頑張ったが、最終的には
第24条「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」
第14条「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分または門地により、政治的、経済的または社会的関係において、差別されない」
のみに反映されたそうです
港区赤坂の乃木坂に住んでいらしたとのこととても身近に感じました
映画は、その後の女性の社会進出・地位向上の事例を紹介
✿初代婦人少年局長山川菊栄さん
✿参議院議員 市川房江さん
✿厚生大臣(初代女性大臣) 中山マサさん
✿一部上場企業で初の女性取締役 石原一子さん
✿国連難民高等弁務官を10年近く務めた緒方貞子さん
等々
約4時間半の映画とトークショーのイベントでしたが、日本国憲法が誕生した過程、女性の社会的地位向上の歩み等を学ばせて頂き、近藤まさ子もしっかりと憲法を次の世代へより良い形で引き継いでいきたいと決意を新たにしました