近藤まさ子です
今日の予算特別委員会にて総括質問、態度表明を無事終え、6時30分から本庁舎9階会議室で行われた障がい児・者を支援している人への研修に参加させて頂きました
港区で毎年6月~3月に月1回行っている素晴らしい取組です
何年も待ちに待った池原毅和弁護士のお話です
障がい者の人権擁護について
障害者権利条約に明文化されている自己決定権
●日本では1980年代、しかし、欧米では1950年代後半から認識され始めた
●疾病構造の変化(感染症⇒慢性疾患)から始まった
精神・知的障がい、認知症の方々の自己決定は
●変動性尺度モデル(判断能力でなく問題の難しさに応じて変化する)
●医学モデル(疾患の原因)から社会モデル(できなくさせている社会ファクターが原因)へ
支援によってその人なりの判断が可能
●思考過程の合理性
●役割交替テスト
●説得的コミュニケーション
●チームによる支援
他人がかわりに決める
●Best interest(本人の最善の利益はどちらか)
●代行判断基準(本人の価値観からしたらどちらか)
●Wish(本人の希望を読み取る)
●Least Restrictive Alternative(自由最大化)
●統合最大化
●人間的処遇
近藤まさ子、大感動でした
人の判断は社会経験の裏付けがある
だから、幼少期から障がい児が健常児と共に育つ環境が必要だと痛感
判断能力が無いと決めつけるのではなく、支援する側の工夫で、その人の判断を引き出していこうとすることが大切