近藤まさ子です
午前中は長男の通所施設の家族会
午後は成年被後見人選挙権確認訴訟結審を傍聴
約100人が傍聴できる103号法廷は、ほぼ満席
そして、感動の意見陳述
最初に後見人であるお父様
*娘の選挙権を奪われた悔しさ
*この3度目の人権侵害は引き下がれない
*糸賀先生の「この子らを世の光に」との言葉
*被後見人の一票とその他の人の一票と、違いがあるのでしょうか
被後見人であるお嬢様は一言
*もう一度、お父さんとお母さんと一緒に選挙に行きたいです
最後に裁判長の声が響きました
*判決は3月14日木曜日、午後1時30分からこの103号法廷です
裁判後の報告会&懇談会での様々な意見
近藤まさ子はお父様に、過去の人権侵害について伺いました
一度目は教育の権利、二度目は就労の権利、そして、三度目がこの選挙権とのこと
聴覚障がい者入所施設で、国や都から後見人制度を勧められ、その際に説明がなかった為に選挙権を失った人がいるという事実
知的障がい者入所施設で、選挙の際には立候補者(又は代理人)から直接政策を聞き、その上で投票をしているという事実
近藤まさ子、この実態を知っていたので1年前の議会で提案しています
(報告会終了後に確認させて頂きましたが、公職選挙法に抵触しないよう「選挙のお話を聞く会」として行うそうです)
活発な意見交換ができましたが、誰もが皆、3月の判決で被後見人の選挙権が認められることに大きな期待を寄せていました
法改正へ向けての全国集会
(弁護団と全日本育成会の共催)
3月24日(日)午後1時~4時
日比谷図書文化館・大ホールにて
東京・埼玉・京都・札幌で行われている被後見人選挙権回復を目指す裁判についての状況報告等があります
近藤まさ子、障がいのある方の選挙権の行使のための環境整備を、これからも港区議会に訴え続けてて参ります