近藤まさ子です
2011/8/3“人生、ここにあり!”のブログで言及したパザリア法
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イタリアには世界で唯一の精神科病院を廃止する法律(別名パザリア法)
があります
1971年、イタリアのトリエステという人口約24万人の町の精神病院に赴任したフランコ・パザリア医師が、精神疾患患者が受ける待遇に疑問を持ち、「患者の自由は医者からの贈り物であってはならない」と、若い医師や政治家たちを巻き込み1978年にできた法律
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このパザリア法成立に至るまでの約20年間を描いた映画が自主上映されています
タイトルは「むかしMattoの町があった」
Mattoとは「狂気をもつ人」
Mattoの町とは「精神病院」
近藤まさ子、政治家たちが法の成立にどう関わったのか調べたいと思っていたので、早速、申し込みました
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以下、映画のチラシより
「Matto」について、バザーリアは、常々、こう語っていたそうです。
「狂気は一つの人間的条件だ。われわれの内には、理性が存在するのと同じように狂気も存在する。社会は、理性と同様に狂気も受け入れなければならないのだ」
映画はこの言葉通りに進行します。バザーリアが自分を「Matto」と表現する場面もあります。
バザーリア流に言えば、人類はみなMatto です。
![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
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