近藤まさ子です
今日は赤坂中学校の研究発表会へ
情緒障がい特別支援の固定学級があります
公開授業参観後は、特別支援教育分科会へ
今年度の生徒は7人授業は普通級での共同学習殆どが部活動にも参加
昼休みや放課後には生徒に合わせて固定学級で個別に補習も行い、安心した学習環境を整備
指導・支援は介助から教室巡回へ
持ち物表、時間割表(時間の構造化)、個別ロッカー、個人ボックス(物理的な構造化)、係・仕事の分担、生活ルール(活動の構造化)で教室環境の構造化で不安を解消
組織的・日常的な指導・支援により、生徒たちの自信・自己肯定感を育んでいます
その後の講演は、目白大学小林福太郎教授による「豊かなまなびの創造」~まなび合う活動の充実を通して~
子どもの学びを充実させるために
子どもの学びの実態
まなぶ意欲や学習習慣に課題がある。まなびの目的や役立ち感を知るべし
まなび(行動)を促す原点
モチベーション(動機の把握と醸成)、バリエーション(効果的にほめる・叱る)、コミュニケーション(専門性を生かした指導の工夫)
まなびとまじめの関係
まじめを揶揄する風潮(人の失敗をあげつらい笑いを巻き起こす)があるが教師が真面目に一生懸命の姿勢を見せることが必要
まなびを創造する自己有用感
小中一貫教育の効果(まなびの連続性・学習効果、中一ギャップ、異年齢集団の交流による教育効果)
興味深いお話でした
以前、伊藤校長先生から伺った教育の姿勢「生徒にまなびの楽しさを教えることが使命、解るまで残り勉強をさせています」は、特別支援学級も含めたすべての生徒に貫かれているように感じました