近藤まさ子です
後見人に関わることで頂いたご相談
医療同意権を認められていないにもかかわらず、後見人が胃ろうを同意したことにより、胃ろうとなった。
在宅が良いと言っていたのに、ほとんどがショートスティ。
知り合いの司法書士が両親二人の任意後見人となり、毎月高額な後見料を提示された。
等々
家庭裁判所の後見センターにも出向きましたが、案件に対応できる裁判官や調査官の人員不足が否めないと感じています。
また、弁護士一人が数十件の後見人となっている現状もあり、被後見人のQOL(生活の質)を下げない支援が出来るのか大変疑問に感じています。
立場や地理的にも身近な区民が後見人になれば、被後見人に寄り添い、意思を尊重した身上監護が可能となり、その人らしく安心して暮らせるように、虐待や悪質な消費者被害からも守ることができると思います。
そこで、
財産管理は、弁護士、司法書士といった専門職の後見人
身上監護は、市民後見人
こうした複数の後見人が認められたらよいのに・・・
と考えていました。
そして、本日の 成年後見制度とは何?その上手な利用法とは 私たちにできることは と題する講演とパネルディスカッションを拝聴し、市民後見人への期待がますます高まりました
パネラー手前から
明治学院大学法学部 今尾 真 教授(司会)
同 黒田 美亜紀 准教授
品川後見センター 斎藤 修一 所長
社会福祉士 築田 晴
市民後見人(社会貢献型後見人)については、昨年2月に代表質問もしましたが、本日の素晴しい講演を伺い、今後もしっかりと訴えていきたいと思いました
ちなみに、今年度、港区では東京都の社会貢献型後見人講習に2人の方を送り出す予定です。
本日の夕焼けは、かなりダイナミックでした
右端に東京タワー