こんにちは。のらっちです。


昨日、友人に連れられて絵本カフェに行ってきました。


東横線沿線某所にあるそのカフェは完全予約制で、予約完了後、LINEで所在の案内が来るそうです。しかも、住所ではなく駅からの「道案内」で。シークレット感満載ですね😊


いったいどんな所だろうと友人とワクワクしながら訪ねました。


そこは普通の一軒家。とは言っても、とても広い敷地で、母屋と蔵があり、蔵の方をカフェとして使っていました。蔵は明治時代の建物をリノベーションしたそうです。


インターフォンを押すと、「お待ちしておりましたー」と40代くらいの女性のオーナーさんが出迎えてくれました。

カフェの中はとても暖かく、たくさんの絵本が私たちを出迎えてくれました。

私も友人も「はあぁぁ❤️」とため息をつくほど一瞬で癒されて、何か異世界に迷い込んだような錯覚に陥りました。








美味しいコーヒーと季節のケーキを注文。




私はエンガディーナというくるみのケーキをチョイス。程よい甘さとくるみの食感がたまらなく美味しい😋


そしていよいよ絵本タイムです。読みたい本を自由に手に取って読むことができます。

私も友人も保育士なので興味津々!驚くほどいろいろな種類の絵本が並んでいました。オーナーさんに聞いた所、ご自分のお子さんに読み聞かせるためにコツコツと集めた物がほとんどとのこと。

愛情が詰め込まれた絵本だったのですね。蔵の中の暖かさは暖房のおかげだけではないのですね。



絵本の中には、小学生の低学年が読むようなものもありました。

私が思わず「あ!これ!」と声を出してしまった本がありました。

「大どろぼうホッツェンプロッツ」という本です。これは、小学3年生の時に、担任の先生が読み聞かせをしてくれた本でした。私はその時間が大好きで、いつもワクワクしながら聞き入っていた事を思い出します。


懐かしいなーと本を手に取って読んでいると、子どもの頃の記憶がいろいろと蘇ってきました。


私は本が好きな子どもでした。と言っても、たくさんの種類を読むというより、気に入った本を何度も何度も読み返し、そのお話の世界に浸るのがこの上なく楽しかった記憶があります。


特に好きだったお話は、松谷みよ子先生の「ちいさいモモちゃん」です。

セリフや情景を思い出して、今でも心の中がじんわりとあたたかくなります。背表紙が擦り切れるまで読んでいたので、私の幼少時代のバイブルだったのかもしれません(笑)。


本が好きだった反面、夏休みの宿題の「読書感想文」は大嫌いでした。感覚的に捉える子どもだってので、それを文章に起こすのは苦手💦いつも原稿用紙を目の前にして「わかんないよー」と悶絶していたのを思い出します。





大人になって本を読む機会が減ってしまいましたが、今回、絵本カフェと出会って、小さな「のらっち」と再会することができました。


忘れててごめんね。久しぶり!!


自分の大好きだった世界を思い出した事によって

これからの生き方がちょっと変わってきそうです。

全身がワクワクする感覚に包まれてとても幸せ💕


絵本カフェに誘ってくれた友人にも感謝です。


何気ない毎日の中に、心が震えるような体験ができる瞬間があるのかもしれませんね。そこをうまくキャッチしていけたらなーと思っています。