雨の日の営業マン思考ならぬ、

 

汗だくの営業マン戦術も試していた。

 

 

もともと、真夏でも毎日外で部活をしていた体育会系出身の僕は、暑さに対しては免疫がある程度ついていた。

 

しかし、ジャケットはなかなか応える。

 

 

水分補給をまめにしながら街をうろうろしていると、飲んだ分さらに汗が噴き出てくる。

 

そんな状態で飛び込み営業をすると、伝わる人には伝わり、名刺交換をしてくださる方もいた。

 

情に訴えかける姑息な手段ではないかと思いつつ、ノルマを抱えた僕は、背に腹は代えられない。

 

 

脱水症状を起こしてはまずいと、こまめに水分補給を繰り返し、大手企業のオフィス訪問を繰り返す。

 

1日に3~4リットル以上の水分を飲んだこともあったと思う。

 

もしかしたら汗でそれ以上出ていたかもしれないが。

 

 

体に関しては、それまで丈夫だと感じていた僕だったが、この夏は水分の取りすぎがたたり、下痢をする日が多かった。