朝一でAPO確認がとれが、2回目の商談。

 

昼過ぎにN次長を出て、千葉へ向かう。

 

電車の中ではほぼ会話もなく、時が過ぎるのを待つように電車に揺られていた。

 

 

5分前に商談相手の課長の職場へつき、訪問。

 

受付の人に伝えると、課長が出てこられた。

 

僕「お時間いただきありがとうございます」

 

課長「こちらこそ、どうぞこちらへ」

 

そういわれ、前と同じブースへ案内される。

 

 

N次長「今日も暑いですね。」

 

課長「そうですね。」

 

N次長「ご家族の方はどんな反応ですか?」

 

課長「いやぁ、今日具体的なプランができるっていう事だったので、まだ話してないだよ。今日の話を聞いてからだとおもって。」

 

N次長「そうですか。では、プランの話を致しますね。」

 

そう言って、N次長はカバンの中からいくつか小さい紙をテーブルの上にだした。

 

N次長「○○グループの私のお客様のものです。」

 

源泉徴収票だ。

 

当然名前と住所は消されていたが、給料の支払元は同じグループの会社の表示がある。

 

N次長「私のお客様からもよくお聞きするんですよ。

 

毎日遅くまで仕事されているのに、税金を取られる一方で、なかなか給料も上がらないし、」

 

課長「そうですね。」

 

N次長「それでいて仕事量ばっかり増える一方だって言われてますね。」

 

課長「まさにそうですね。」

 

N次長「そうですよね。そこでひかれっぱなしになっている税金をうまく節約し、将来の対策をされる方が増えてきたんです。」

 

損益通算の話を今一度していた。

 

お客様の目は真剣だ。

 

N次長「今回、○○課長に提案したいプランがこちらです。」

 

そういって、カバンから資料をだした。