梅雨明けの7月。

 

都会の夏はじめっとしていて、汗が止まらない。

 

蝉の鳴き声も、よけいに暑さを感じさせる。

 

 

そんな暑さの中でも、営業のノルマとプレッシャーはいやおうなしに僕に襲い掛かってくる。

 

 

電話営業で初めて商談APOが取れた人は、気に入ってくださったけど購入できない人だった。

 

そこから電話営業で成果が上がらないから、

 

「飛び込みをやってこい」

 

と指示され、暑い中ほぼ毎日飛び込み営業へでていた。

 

 

会社にいると上司の目が常に刺さる。

 

飛び込み営業は自分のペースでできるので上司の目はないが、名刺取得というノルマからは逃れなれない。

 

外出先でのランチが、唯一の楽しみだった。

 

 

 

ノルマを未達で帰った時、

 

 

その時の話はこちらをどうぞ✋

 

ノルマ未達で会社に戻ると、

 

 

上司から怒られるし、怒られているところをみんなに見られるし、成果は上がらないし。

 

いいことは一つもない。

 

ただ、東京都心はセキュリティをしっかりしている会社が多く、人と会うために訪問することも難しい企業が多かった。

 

「ローンが通りやすい有名企業」という、課されたノルマのターゲットとなる人こそ、名刺を取得するのが難しい状況だった。