毎月1万円の負担で、東京23区内の新築マンションオーナーになれる!

 

しかも、所得税が年間20万円くらい還付される。

 

 

当時、所得税・住民税の計算も支払い方も、「還付」という事も知らなかったが、

 

話の流れから「20万円がかえってくる」という事は理解できた。

 

大きな額のローンを組まなければいけないが、年間12万円の持ち出しに対して20万円かえってくる。

 

新築マンションオーナーになれ、なおかつ8万円のプラスになる。

 

こんなおいしい話、ないんじゃないか!?

 

 

隣で聞いていた僕は、お客さん以上に興奮していた。

 

 

Y係長が話を付け加える、

 

Y係長「この35年ローンは住宅ローンと同じように、団体信用生命保険がついています。もし〇〇様が万一、死亡とか高度障害等になってしまい働けなくなってしまった場合は、保険が適応され、ローンが完済できるんです。」

 

 

お客様「そうなんですね」

 

 

そんな制度までついているのか!?

 

 

僕は、「だまっておけ」と言われた手前、声は出せなかったものの、

 

「自分も買いたい!」

 

と興奮しきっていた。

 

 

 

Y係長「昨年度の源泉徴収票がありましたら、より具体的な税金還付額が算出できるのですが、今はお持ちじゃないですよね?」

 

お客様「あぁ、もってないですね」

 

Y係長「ご自宅には保管されてますか?」

 

お客様「たしか、あったと思います」

 

Y係長「では、よろしければメールの方に'総支給額’と’源泉徴収税額’をお送りいただけないでしょうか。改めて具体的な計算資料を持参します」

 

お客様「総支給額と源泉徴収税額ですね。わかりました。」

 

Y係長「次回ですが、土日はお忙しいかと思いますので、週明けの月曜日の同じ時間にここでお会いするというのはいかがでしょうか?」

 

お客様「月曜日なら、たぶん大丈夫だと思います」

 

Y係長「ありがとうございます。では次の月曜日に資料をお持ちしますので、メールをお願い致します」

 

お客様「わかりました。お願いします」

 

 

 

そんな流れで、初の商談が終了した。