「初任給が高い会社」は、やはり都会の大阪か東京に集中。

 

 

当時、大阪に住んでいたので、まずは大阪の会社から順番に面接を申し込んでいく事に。

 

 

 

 

最初に行った会社は、大阪中心部にいちする綺麗な雑居ビルに入る先物取引の営業会社。

 

会議室に通され、会社紹介のビデオを見ながら採用担当者を待っていました。

 

 

 

10分ほどのビデオが終わりかけたころ、

 

ドアがノックされて部屋に入ってきたのは、30代前半くらいのスーツ姿の超気が強そうな女性。

 

 

 

履歴書を渡すと、内容の確認をされる。

 

会社の内容はほぼいわれず、僕の経歴を確認され、改めて電話するといわれ、15分ほどで面接終了。

 

手ごたえがないまま帰宅し、その日は終了。

 

 

 

次の日、2社との面接の為、東京へ。

 

新幹線の中で、大阪の電話番号から着信がある。

 

昨日受けた先物取引の会社だった。

 

東京についてから折り返し電話をすると、昨日面接をしてくださった女性が出ました。

 

 

 

 

開口一番、

 

「他の会社を断ってウチに来てもらえるのなら、採用してもいい。今ここで返事が欲しい。」との事。

 

内定がもらえる事はうれしいが、さすがにごり押し過ぎないか・・・

 

 

手ごたえがなかった事と、これから面接をする為に東京に来たのだから、という事もあり、

 

「検討する時間がないのであれば、結構です。」

 

と返答すると、何も言われずに電話を切られる。

 

横柄な対応をされたのと同時に、あとが無くなったので、吹っ切れて次へ、

 

 

 

東京での2社は、両方とも新築マンションディベロッパー

 

 

最初に訪問した1社は高層ビル。

 

面接の前に会社見学をし、電話営業をしているフロアへお邪魔することに。

 

疾走感のある音楽がガンガンにかかっており、若い営業マンが一斉に勢いよく電話営業をしている。

 

そして、フロアの端にはいかつめの人たちが腕組みをして部下たちの営業を見ている・・・

 

特に、昔の映画に出てくる借金取りのような髪型と、四角くとがったメガネ、

 

 

その印象が強すぎて、面接で何を話したのかは正直覚えていません。