塾に行くと、以前都立中高一貫受検で一緒に組んで文系を担当していた先生と出会った(私は理系)。2,3年一緒に仕事をさせていただいた人である。その人は7年前に社員になられ、室長を務めた後、最近大学受験部門に異動された。非常にまじめに仕事をされる方で、都立中高一貫受検の過去問およびその傾向にも精通された人であった。2019年までは塾内のミーティングの時に顔を合わせることがあったが、2020年の新型コロナ蔓延によりそのミーティングはやらないことになり、全く会うことはなかった。1年目の教え子で都立大泉に行った生徒が一橋大学に現役合格をした話は知らなかったそうで、たいそう喜んでいた。

 

さて、そこで非常に悲しい話を聞いた。塾の採用試験を受けたときに面接官でいらした先生がこの1月に54歳でお亡くなりになったということだった。面接で採用してくれたことから始まり、室長および都立中高一貫受検のリーダーでもあり、受検お疲れ様会では司会をして盛り上げていた先生だった。2018年あたりで大学受験部門に異動し、大阪に単身赴任されていたという話は聞いていたが、急死されていたとは。まずはご冥福をお祈りしたい。

 

ただ、私も他人事ではない。私のこの年齢のときに、当時勤務していた学校の高校3年の学年主任が急死したのだから。『無事、これまた名馬なり』という諺があるが、健康な体がなくては仕事はできないわけで。健康には気を付けないといけないな。