春期講習が終わって5日後、本科の授業が始まった。中学2年生はクローズ、中学1年生が開始。中学1年生の初回は花のつくり。アブラナやタンポポの花は見たことがあってもマツの花は見たことがないようで、教科書の写真を見せると、「マツの雄花、雌花ってこんな感じなのかという様子だった。女子4名のクラスだったが、1名の反応が何かおかしい。花は、花弁、おしべ、めしべ、種で構成されていると思っていた。「小学校でアサガオのタネをとったとき、花が枯れているときにとらなかったか」ときくと、その生徒だけ経験がなかった。他の人はその経験があるので、花は花弁、おしべ、めしべ、がくからなっていて、めしべの部分が変化して種になることを知っていた。どうも小学校の時の先生は花が咲いたのだけ見せて、枯れたときは見せなかったらしい。理科って当たった先生で随分変わってしまうのだなと改めて痛感。