『離乳食過去問』、なかなか好評で嬉しい限りです。離乳食過去問の解説は、手書きで作ることがポイントです。決して声の教育社の解説を読ませるだけなんてことはしないこと。というのも、本に書かれている解説は大人向けのものだから、そして入試問題は実際にはパソコンを使ってでなく、鉛筆で考え方を書いて考えるからです。離乳食過去問の直しをさせるには、手書きの解説を見せて、どのように図を書いて考えるかを習得させましょう。数字の羅列だけでは考え方を整理できませんし、逆にあまりにも詳しく書きすぎると時間が足りなくなるので、適度に考え方を書くスキルが大切です。それを見せながら解き直しをさせましょう。85点くらい取れれば、そのレベルの問題は解けるようになったとみなして良いでしょう。

 

さて、参考までにその家庭教師先の生徒がどんな過去問を解いてきたかを、時系列ごとに示しましょう。6年生の5月末から担当しました。

8月末 東京純心、品川女子

9月 山脇算数特別、普連土、富士見、東京都市大付属

10月 獨協、田園調布学園、共立、鴎友

11月~1月 攻玉社、成城、成蹊、国学院久我山、成蹊、世田谷学園、高輪など

 

女子校から攻めていくといいですね。こうやって列挙してみると、のべ40回分は間違いなく算数の過去問を解いてますね。

ちなみに手書きの解説を作っていたのは10月まで。そこまで解くと、声の教育社の解説を生徒が読んである程度理解できるようになります。