化学の集まりには学生も来る。その学生は敢えて半年休学することを選んだ。無論学内には、休学しなかった学生もいるらしいが、研究室での活動はまったく進まなかったそうだ。研究室へ通うのに、前期はたった週2回に制限されていたそうだ。後期は週4回まで増えたらしいが、1日6時間までしか滞在を許されていない。当然研究時間を稼ぐべく約束を破る学生がいるのだが、そういう研究室に限ってコロナ陽性が出るという。

 

また、別の大学では、教育実習に母校にすらいけないという状態が続いている。また、現在教育実習では介護施設、障碍者施設での実習が義務付けられているが、当然こちらにも行けない状態になっているそうだ。大学で理科教育法などを担当している先生も化学の集まりに来ているのだが、その人も教育実習ができる学校を探すべくいろいろ連絡を取ったりしていたそうだ。

 

萩生田文部科学大臣、コロナを期に介護施設、障碍者施設での実習を辞めませんか?