台風の影響で交通機関が朝の運転を取りやめた。私が月曜日に勤務してる学校は東京都内だが、千葉県、神奈川県、埼玉県からも通う学校。それを考慮し、学校は終日休校となった。

 

 骨休みできてうれしい、なんてことは全然思ってない。ただでも中間試験までの授業数が少ない中、また1回減ってしまった。高1は物質量、化学反応式、量的関係と超ハードな単元なのに。昨年まで中間試験までの授業回数は少なくとも9回あったのに、今回は7回のクラスがある。7回でこれを説明するのは不可能に近い。物質量と化学反応式は絶対演習の回をとらなくてはいけないもの。

 

 そして、教員を志望している人へのクイズ。私の今年の9月の月曜日の授業回数は何回でしょう。答えは

ZERO

 2日は始業式、16日と23日は祝日、30日は文化祭の振り替え休日。今日9月9日は唯一の月曜授業の日だったのだが、台風で流れた。つまり、月曜は月に5回あったのに、授業回数がゼロとなってしまったのだ。そう、月曜は何かと潰れるのだ。よって、授業計画を立てるのに、月曜のコマの授業は注意が必要なのだ。そして、授業内容をきちんと終わりきるには、できるだけ内容を簡潔な言葉で短い時間で説明できる能力が問われるのである。

 

 実は、学校で教えている人と塾で教えている人ではここに大きな差がある。塾でだけ教えている人は、授業時間をオーバーすることが多い。一方学校で教えている人はそれが少ない。もしオーバーでもしようものなら、例えば次が体育の授業で移動するなんていうときに次の授業の遅刻につながり、生徒からのクレームにつながるためである。

 

 説明時間が少なくてもそれなりの説明ができるような練習は重ねておいた方がいいと思う。