そして連れて行かれた地元。


通夜は18時からなのに、朝の9時半に出発。


昼前に地元に着いて。


なぜか旦那の食材の買い出しに付き合わされ。


単身赴任の部屋に連れて行かれ。


片付いてない部屋で昼食。


会場は実家の方が近いのになぜかそこで礼服に着替えるように言われ。


「通夜って18時からやろ?」


旦「16時に会場入るって言ってた。」


「それはお義父さんとお義母さんは、やろ?私らがそんな早くに付いて行ったって邪魔なだけちゃうん。」


旦「わからん。」





……




だからなんで確認してくれへんの。




って言葉は今更また揉めるのが面倒で棄てた。


身仕度を終えて旦那宅を出発。


14時頃に旦那実家到着。


出迎えてくれたお義母さんが、もう正装になってる私たちを見てビックリ。


18時からなんだから17:30くらいに会場来てくれたらいいし、ここで着替えてくれたら良かったんよ?と。




ですよね。私も最初からそういうもんだと思ってたんですけどね。




結局。


まだまだ時間あるから。と、旦那実家でまた普通の服に着替え直し。


することもなく。


3時間もボーとテレビを眺め。


途中、先にお義父さんお義母さんが会場に向かい。


17時ころ義妹ちゃん夫婦から会場着いたと連絡が入り。


ようやく仕度し直して出発。


歩いて10分ほどの町の集会場。


旦那叔父さんは町で飲食店をされていたので、親族とご近所さんだけの小規模な通夜。


滞り無く済んで。


食事の準備をする間、叔父さんの顔を見たい方はどうぞみたいな案内があって。


旦那に連れられて前へ。


叔父さんの顔を覗き込む旦那を後ろで待っていたら、見終えた旦那、私に


「見てやって。」


と。




……




いいけど何も思い出も思い入れも無いけど。


覗いて


「穏やかな顔してはって良かったね」


と。それしか言えない。


そして親族だけの会食。


6人で1つのオードブルみたいな弁当。


「女性陣、フタ開けてあげてくださいね〜」


とスタッフに言われ、ちょっとカチンときた。


私は『近い人がやればいい』考えのタイプだから。


でも郷に入っては郷に従え。


旦那の目の前にあるのに、その両隣の私と義妹ちゃんでフタを開ける。


つまむ程度の食事もそこそこに。


私は子供らが留守番してる自宅に2時間かけて帰らなきゃいけないので旦那と、旦那家族より先に会場を出ることに。


「最後にもう一回。」


と旦那、叔父さんの顔を見に。


そして案の定また呼ばれ。


棺を覗かされ。


もう言えることも無いから愛想笑いで頷いといた。


一旦、旦那実家に戻って着替え。


出発しようとしたタイミングで戻ってきた義父母に挨拶。


そこでお義母さんが旦那に


「(私を家まで送った後)あんたはどーすんの?」


と。


そしたら旦那


「またこっち(地元)戻るよ。」




全員




は?




ってなったよね。


2時間かけて家戻って2時間かけて地元戻ろうとしてる。


旦「明日仕事やから自宅帰るよ。」


いやいやいやいや。


あんた休み取るって私にもお義母さんにも言ってましたやん。


義母「どうやって?」


旦「電車間に合ったら電車で帰るし、間に合わんかったらこの車で。」


義母「は?そんなんあんたが車持ってきてしもたらあむちゃん仕事どうやって行くのん。」


旦「チャリで行けるから大丈夫。」


お前が言うな。


義母「こんなん言うてるで?あむちゃん。」


あんたの子供や。


「歩いてでも行けるんで大丈夫です〜。」




買い出しできねーし。


子供らの送迎もできねーし。




義母「そんで車で戻ってきて、駐車場どーすんの?」


旦「テキトーにするよ。」




その駐車場代、自腹切れよ?




で、家路へ。


もうグダグダ過ぎてムダ過ぎて自分の考えしか無くてサイアク。


自宅市に入るころ。


旦「あ〜終電間に合わんなぁ。」


「ってかなんで明日休み取らんかったん。取るって言うてたやん。」


旦「うん、なんか取らんかったなぁ。」




なんなん。ボケてるん?




旦「まぁ休んでもいいねんけどなぁ。」


「じゃあ休んだら?」


車持って行かれたら子供らが困んねんけど。


「また2時間も運転すんの、雨降ってるし疲れてるし、危ないよ?」


旦「うん…」


「ご飯だってロクに食べてないし。」


旦「うん。」




結局、仕事休むことにしてもう一泊家に滞在しました。




ほんまなんなん。


意味が解らん過ぎる。