やらなければならないことがたくさんあるが、あればあるほど、やらなくてもいいことをやってしまう。
それでまた、ミーハーブログを書いている。
『特捜９』を見ていて、井ノ原快彦さんに会った時のことを思い出した。
Ｊリーグのヴェルディが川崎だった頃、私は大型スクリーンに流すチーム番組を手伝っていた。
Ｊリーグの人気が低迷して、観客動員を増やすため、各チームでいろいろと作戦を展開した。
フロンターレかフリューゲルス（現横浜ＦマリノスのＦ）だったと思うが、当時異常な程に人気が爆発していた『新世紀エヴァンゲリオン』のポスターを配ったら人が来すぎて、とんでもない騒ぎになったりなんかしていた。
当時のヴェルディは日本テレビ系列という強みを活かして、ジャニーズ事務所に協力を要請した。
そうして来てくれたのが『Ｖ６』だった。
等々力だったか国立（神宮外苑）だったか忘れたが、たぶん「スカスカだったら恥ずかしい」という理由で国立だったように思う。
『Ｖ６』が人気が出始めた頃で、急な要請で他のグループは都合がつかず、数日で万単位を呼べるグループの中で、スケジュールＯＫだったのが『Ｖ６』だけだったらしい。
６人全員でこういった外部イベントに参加できるのは、最後くらいかもしれないと言っていたが、本当にその通り、それからスグに、才能豊かなメンバーは全員が映画に舞台に引っ張りだこになって、解散後の今も、活躍が続いている。
おかげで大きな競技場は８割方が埋まり、あと１日あれば満員にできたのに、とジャニーズのスタッフさんが悔しがっていたと聞いた。
疎い私でも「輪になって踊ろう」はなんとなく覚えていて、競技場全体が一体となって、チームスタッフも試合前のピッチに出て、みんなでワイワイ歌って踊った。
サッカーをやっていた森田剛くんが足技を披露してくれたりして、大いに盛り上がった。
ミーハーな私はもちろん、全く担当でもなく仕事も無いのにスタッフにくっついて、６人が競技場を後にするまで、ちゃんと見送った。
全員が穏やかで柔らかく控えめで、でも明るく朗らかで、さすがアイドルと思わせた。
そんな６人の中で、期待に反して、と言ったら失礼なんだけど、誰よりもひときわ輝く存在があった。
井ノ原快彦さん、イノッチだった。
それまでテレビで見ていて、なんでこんな地味な感じの人がジャニーズでアイドルなんだろう？と思っていた。
特にイケメンという風には見えないし、ドラマで活躍しているということだけど、ジャニーズの人はだいたい芝居ができる。イケメンで演技派ぞろいだ。
そんな中で、なんで？と思っていた。
ところが、実物の輝きはとんでもなかった。
競技場の暗いバックヤードで、一人キラキラと光を放っていた。
前に伊東美咲さんを見かけた時も輝きすぎて本人がよく見えなくて、私には誰だかわからなかったことがあった。まだ、モデル業がメインの頃だ。
一緒にいた友人が「伊東美咲さんだ、キレイだね～」と言ったからわかった。
私には、そういう「自分力で一世を風靡する」オーラ？なら見えるんだろう。
でも、岡田くんは地味だったから、俳優だけで大成功する人のことは見えないらしい。
俳優業は、自分じゃない誰か（役）になるばかりの仕事だからね～
普通にオーラが見えるという友人は、かつて『寅さん』のロケで渥美清さんを見て、そのゴージャスな輝きに感激したと言っていたが、岡田くんも他のメンバーも彼女が見ればそうかもしれない。
そんな私だけに見える輝くイノッチを見てから、ずっと気にかけていたけど、彼の活躍は誰もが知る通り。
NHK『あさイチ』だけでもスゴイのに、久しぶりにテレ東の長寿番組『アド街』を見たら司会がキンキンからイノッチになってて、あのときは驚いた。
今では個人としては、事務所で一番の稼ぎ頭だね、きっと。
これまたTVerのおかげで、『特捜９－シーズン６－』を見ている。次回が最終話で、シーズンコンプリートは初めてだ。
以前、渡瀬恒彦さんの頃からたまに見ていたが、録画はDVDの立ち上げが面倒で、そのうちテレビ自体を見なくなってしまった。
仕事の為、有料チャンネルに入ってアニメを中心にPCで見ていたけど、PCの負担が大きく長時間見続けると動きが悪くなるので、
アマゾンFireStickを買ってテレビで見られるようにしたら、チャンネルがいっきに広がった。
TVerではＣＭが入るので、有料チャンネルでやってくれるドラマは有料の方で見るが、有料内有料というのも多いので、そういうのはTVerで急いで見る。油断してると期間が終わっちゃうからね。
でも、どうしても見たい番組は、有料だろうが見られることがありがたい。
楽チンな時代になったもんだ。