ダナキル砂漠ツアー前編 | 世界半周!?旅日記

世界半周!?旅日記

『やらずに後悔するよりもやって後悔したい!!』をモットーに、一度は諦めかけていた旅をする時間がやってきました。

2016年11月25日(金)

 

2日間滞在したラリベラを後にして、今回のエチオピア旅で最も楽しみにしていたダナキル砂漠ツアーに参加するべくメケレという街に向かいます。

 

ダナキル砂漠はエルトリアとの国境の近くにあり、数年前に旅行者が武装集団によって殺されたこともあるなかなか危ない場所。現在はツアーでしか行くことができず必ずソルジャーを連れて行かないといけない状況になっています。

 

自分はラリベラに滞在中に、エチオピアの大手旅行会社ETTと連絡を取っていてツアーの値段交渉を行っていました。

通常600ドルのところ400ドルにしてもらいラリベラ、メケレ間の移動もつけてもらいました。

キリマンジャロで会ったたかしくんは4人で各350ドルにしてもらったみたいですが、1人なのでよしとします。

 

この日は朝の8時に迎えが来て4時くらいにメケレに到着して、オフィスでツアーについて確認して宿で休むという移動日になりました。

 

 

2016年11月26日(土)

ダナキル砂漠ツアー1日目

 

いよいよダナキル砂漠ツアーの開始です。

前日に言われていた8時半にオフィスに向かうとすでに車が停まっていました。

 

 

オフィスでバックパックを預け、同じ車の人達と自己紹介をして出発です。

今回のメンバーはイタリア人2人にドイツ人1人、そして自分です。

相変わらず日本人運がないというか、なかなか日本人に出会いません。

それでもイタリア人の2人がとてもいい人達だったんですけどね。

 

 

本日の目的地はエルタ・アレ火山という場所。現在活発に火山活動が行われていて、近くから火口を見ることができます。

まずはしばらく車を走らせ、村にやってきました。次の日に泊まるのがこちらの村みたいです。

車から降りるとエチオピアの子供たちが集まってきます。

 

ここで他のメンバーと合流です。メンバーの中にはこの日が3日目の人たちもいます。自分たちはツアーの前半にエルタ・アレ火山に行くのに対して、彼らは後半に行く日程のようです。

 

みんなとてもフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。

 

最初のビューポイント、今までのアフリカの景色とはだいぶ変化してきていて標高が高いのがなんとなく伝わるかと思います。

 

これは多分トイレ休憩のときかと思います。

トヨタのランドクルーザーが並んでいます。

 

また少し景色が変わってきました。

そしてだんだんと舗装道路ではなくなってきます。

 

ここからは完全にでこぼこ道の始まり。

ちなみにこの黒いのは火山の溶岩が固まってできています。

 

この後ミリタリーキャンプ(写真撮影禁止)で昼食を済ませ、ソルジャーを仲間にしていよいよ火山へ向かいます。

これが麓の村、ここから火山までは徒歩での移動となります。

 

出発前に早めの夕食です。

これからほぼ毎食食べることになるトマトソースの始まりです。

 

ラクダがマットレスなどの荷物を運んでくれます。

ちなみにこのツアー3泊中2泊が野外です。

 

夕方6時頃に歩き始めます。

いろんな人たちが参加しているのでペースもそれぞれなので適度に休憩を挟みつつ歩きます。ここではいろいろな国の人たちと会話して楽しい時間を過ごすことができました。

 

歩いていると暗闇の中に赤い光が常に見えています。そして約3時間歩き9時過ぎに火口に到着しました。

これがその姿。

ぐつぐつとマグマが煮えている音が聞こえてきます。

 

もう少し近くから見えればよかったのですが、それでも十分すぎる迫力です。

しばらく眺めているとマグマが溢れてきました。

アップするとこんな感じ。

このような溢れている姿を見るのは初めてとガイドが言っていました。

 

2時間くらいはずっと眺めていたような気がします。

最後に近くまで歩いて向かいます。

これが溶岩の固まったもの。

比較的新しいので強めに踏むと割れます。

 

 

12時も過ぎていたのでこの日はこれで終了です。

外にマットを敷いて休みました。

 

 

2016年11月27日(日)

ダナキル砂漠ツアー2日目

 

休んでしばらくするとまさかの砂漠で豪雨、全身ずぶ濡れです。

寝袋を急いで準備し包まってもう一度寝ました。

 

朝の4時に起きてもう一度火口を眺めに行きます。

今回も逆側が溢れていました。

そのたびに歓声が上がります。

 

少し明るくなったところで写真を撮るとこんな感じ。

真っ赤な煙に流れるマグマ、他では見られない景色です。

 

 

完全に明るくなってからだと帰りが暑くて大変なのでその前に戻ります。

 

もちろんラクダも戻ります。

 

帰りも2時間ほど歩いて麓の村へ。

 

 

朝食を食べたら出発です。

 

この日向かったのは塩湖。シャワーのないこのツアー、みんな泳いでいました。

外国人ってかなり大胆というか日本だったら水着とかに着替えたり、下に仕込んでたりすると思うのですがみんなパンツ一丁です。

しかもブリーフ率高め。

外は約40℃、ちなみに水温も結構高め。

塩湖なので死海のようにプカプカ浮きます。

 

泳いだ後は隣にある温泉につかります。

これまたなかなかの熱さ。

 

 

温泉の後はお昼ご飯。

これで最終日組とお別れです。明日からまた違うグループと合流することになります。

 

 

この日の予定はこれで終了なので今日泊まる予定の宿に向かいます。

ダブルブッキングのため実際宿というか、普通の人の家に泊まることになったんですけどね。

 

大きな部屋にマットレスを敷いて寝床の準備です。

このときにはみんな打ち解けてかなり話も盛り上がってます。

 

家の人が洗濯をしていたので混ぜてもらいました。

というか普通に洗ってくれました。

 

そしてコーヒーセレモニーのおもてなし。

 

コーヒーを炙るところから始まってました

 

そして夕食です。

安定のインジェラにトマトソースです。

 

宿が取れなかったのでガイドからビールをもらい、早めに休みました。

後半もすごい景色が待っていますのでお待ちください。