「血管が弱くなっており,胃よりも上の動脈瘤が破裂して,肺に血液が流れ込み,それが原因で溺死に近い状態で死亡した」と言うことを伝えられた。
その後病院から「遺体の葬式を行う搬送先を決めて時間を教えてくれ」と言われたので葬儀場の互助会会員書を探し回った。
書類が見つかり,連絡先が記載されていたので連絡をして,病院からの搬送を一端14:00頃で約束し,再度病院へ戻ることとした。
家には,舞の弟の奥さんが残って片付けを進めてくれるという事だったので,好意に甘えお願いすることとした
再度,病院へ向かったのは12:00前頃の出発だったと思う。
病院に着くと受付に行って,窓口の人に舞の葬儀場所を伝え,亡骸に着せておきたい着替えの服を渡し待つこととなった。
その時に遺体の搬送時間も14:00と伝えた。
着替えさせたい服は,裕と翔に決めてもらった。
それは,舞の部屋にあった服と緑色の着物が選ばれていた。
緑色の着物は,まだ,舞が二十歳頃に買ってもらったもので,当時それをうれしそうに着ていたのを覚えていた。
確かに,それを着て夏祭りにいった記憶もあった。
霊安室に案内され,中に入るとひどく寒かった。
そこに舞の遺体が寝かされており,顔をのぞき込むと,やはりまだ起きてきそうな感じを受けた。
ここで翔は舞と初対面となった。
亡骸を見ると心が沈む・・・。
しばし亡骸を眺めながら家族と話をしたが,これからヒサシをどうするかや,今後の事について等を話してみたものの,何にもまとまらず時間だけが過ぎていった。
何かしていないと沈むばかりなので,少し早く遺体の搬送を頼んで,変更を病院に伝えた。
そのうち,葬儀屋の搬送車が向かえにきて,遺体を搬送できるようになった。
霊安室のベットから一度,葬儀屋の搬送用ベットに亡骸を動かすために,私を含め数人と看護師で亡骸の移動を行った。
それから階段を上がって搬送車に遺体を乗せるまでを頼んで自分は病院の受付にいき,支払いを行う事とした。
受付にいくと,保険証と舞の診察券を渡された。
舞の診察券なんてもう使うことも無いのに,受け取る必要があるのかと思いながらまとめてバックに放り込んだ。
支払額をみると5万くらいの金額だった。
支払いをすませて搬送車の所へいくと,搬送車は舞を乗せて葬儀場へ出発した。