待合室での長い時間。


普段通りの会話。


人の言うことをあまり聞かない親父だけれど、ここ数年は、息子の話を聞いてくれるようになりました。そうしてくれないと困るのだけれど、なんだか親父のパワーがなくなってきたことを感じる、さみしいことでもありました。


そんな親父が、念を押すように一言。


どんな状況だろうと、隠さずにすべて話してくれ!


前回付き添った時も担当の先生には、そのように伝えておいたので、大丈夫だよと返事をすると、小さくうなずき、また別の話題に。


自分のことよりも、他の患者さんのことが気になるみたいで、みんな大変だな、なんて、今は自分のことで精いっぱいのはずなのに。


世話好きな親父。きっといつまでもこの性格は変わらないんだな。