おそるべし”るんぺん”
敬意を表してそう書いています。
2009年1月2日~7日まで、わずか6日間だけ東急東横展(渋谷)
で行われている山下清展に行ってきました。
↑日本のゴッホ 山下清
これは行って正解でした。
子供のころ、芦屋雁之助が演じていた裸の大将
が大好きでいつも見ていました。
今まで実物を見る機会がなく、今回はじめて
みましたが、、いや~~、ネットや本で見る
ものと実物はまったく違います。
今回の山下清展では12歳位からのちぎり絵~貼絵
そして放浪をはじめた頃から、鹿児島で発見されて
東京に呼び戻され、画家として本格的に絵にとりくんだ
頃、そしてヨーロッパ旅行の思い出の絵と最後に取り組
んだ東海道五十三次まで、全て網羅されています。
成長の過程が分かる訳ですが、12歳~13歳にかけて
すでに才能は開花しています。
その頃の絵を見て感じることは、色彩感覚が他の人(普通
の子供)と違って淡く鮮やかなのです。
普通、絵は絵の具で書く場合、複数の色を混ぜ合わせて
少し違う色を作り出すことができますが、山下清の場合は
貼絵だと色が限られてくるわけです。
その中でも原色はつかわず、色鮮やかな作品に仕上げて
いっています。そして濃淡も鮮明に。
そしてその貼り絵の中でも山下清の代表作、「長岡の花火」
において1つの集大成を迎えています。
正直、写真とはまったく違った迫力で人々の心を
魅了する作品です。
私はしばらくこの絵の前にたって、動けなくなっちゃい
ました。
凄すぎる・・・。
油絵の立体感とは違う、貼絵の立体感、ちぎった色紙を
くるくるっとねじってつくる「こより」が、絵を躍動的な
ものに仕上げています。
そう、山下清の全ての絵は息をしているかのように
生命を感じるのです。
単なる芸が細かいとか、色合いが綺麗とかではすまされない
わけですな。
仕事初日からいいものを見せていただきました。
何度もいいますが、生で見ないと意味がない絵です。
是非時間のある方は行ってみてください。
いつか生で「清の見た夢」を見たいのですが、、この絵は
どこにあるんじゃい。
知っている人、いたら教えて。


