【ご挨拶】

 

あらやだ!アタシ、マサコ よ~♪

 

アタシね、3年前に「引き寄せの法則」を知ってから、人生がどんどん良くなってきたの~

 

アタシの「望む現実」がどんどん現れてきて、今、とっても幸せなの~♡

 

でね、こんな素敵な「引き寄せの法則」をたくさんの人に知って欲しくて、2年前からこのブログを始めたの♪

 

「引き寄せ物語」って、ストーリー仕立ての軽~い物語を通じて、「引き寄せの法則」「宇宙の法則」「心理学」「量子力学」「仏教」などの素敵な教えをシェアしていこうってことなの。

 

これもせっかくのご縁なので、このブログを楽しんでもらえたら、アタシ最高の幸せよ、ウフフ♡

 

 

 

そして今、「引寄物語」 第3弾!!

 

アタシ自身の実話をベースにした、「マサコの引寄物語」を絶賛連載中よ~♪

 

さ、物語のはじまりはじまり~~~♡

 

 

 

 

 

 

 

藤田さんが続けた。

 

「おまえ、やっぱり俺が目を付けただけあるわ。商売のセンスがあるんやな。」なんだか背中がこそばかった。

 

「藤田、それどういう意味や?」枝豆を割りながら川上さんが尋ねた。

 

「こいつは分かってまっせ。今回の商売が凄いことを知ってるんや。」凄いピッチでビールを飲みながら半笑いの藤田さん。

 

「もうちょっと分かりやすく言えや。」もどかしい川上さんが早口になって来た。

 

それを見透かしてわざとゆっくりと話す。

 

「こいつ、最初に掛け率を1桁間違えたんですわ。俺が30%で吹っ掛けたのを3%と勘違いしたんです。それ、モノの価値が分かってるってことでっせ。」

 

「どういう意味や?」イラつく川上さんがせかす。

 

「正直言うて、俺もあの2万着の在庫が15%で売れるとは思わんかったんですわ。10%で御の字とやと。」ニヤニヤしながらビールを流し込む。

 

「それは安いやろ!」川上さんが吠えた!
 

ニヤついたまま藤田さんが答えた。

 

「前田さんとの商談前に専務に相談したんです。さすがに俺も勝手に売るのはマズイかと思って。そしたら専務が『勝手にしやがれ!』って。」

 

「専務らしいな。」川上さんが落ち着きを見せた。

 

「でも、最低ラインの数字だけは確認したんです。3%で全部売ってもOKかどうか。」やはり藤田さんは肝を押さえる。

 

 

 

 

【マサコの一口メモ】

 

 

『勝手にしやがれ!』と言われても、きっちと押さえるべきことは押さえる。

 

これの習慣を身につけるかどうかで、ビジネスの伸びが違うと思うの。

 

もちろん1番ステキなのは、好きなことを好きなようにやること。

 

でもね、好きなことでも、ただ闇雲に好きなようにやってると、しっぺ返しが来るかもね~
 

なぜって?

 

やることやらないと、そのやらない結果がでるでしょ?

 

努力、根性、我慢。

 

これらはやってはいけないことで有名だけど、やる時はやらないと、結果は出ないわよ♪

 

https://ameblo.jp/parallel-earth/entry-12411302651.html

 

 

↑LICAちゃんが上手に教えてくれてるわ、ウフフ♡

 

 

 

 

 

「専務は、あかんって言ったやろ?」得意げな川上さん。

 

「OKもらいました。その3%がこいつの言った数字と一緒なんで、センスがあると思たんですわ。」相変わらず半笑い。

 

「それは安すぎるわ!」ボルテージがアップした川上さん。

 

その声を受け止めて藤田さんがゆっくりと口を開いた。

 

「ほな、川上さん、アレ3%で売れますか?」

 

一瞬空気が凍り付いた。

 

 

 

「俺の負けや。俺はアレを3%でも売れんわ。ハハハ!」乾いた笑い声が響いた。

 

我慢できず僕が質問した。

 

「と、言うことは、藤田さんはとんでもない利益を会社にもたらしたんですね?」興奮が収まらない。

 

ニヤリと笑って、「そやな、明日の朝になったら分かるで。」静かに答えた。

 

 

 

 

翌朝。

 

全社員が講堂と呼ばれる場所に集合をかけられた。

 

今日は全体朝礼の日ではないのだが。。

 

 

専務がマイクを持ち、興奮を抑えられない様子で話し出した。

 

いつも冷静の専務にしては珍しかった。

 

 

「我社設立以来のビッグビジネスが昨日起こった。プレゼンテーション事業部の社員がとても凄い業績を上げた。我社の2万着の不良在庫を一掃してくれたのだ。もちろん原価は割れているが、なんと1億円で売ってくれたのだ!」

 

専務が吠えた!おっかない。それに金額を盛っている。

 

 

全社員からどよめきが起こった。

 

「藤田!挨拶しろ!」専務が藤田さんを壇上に呼んだ。

 

ゆっくりとした足取りで、堂々とマイクを握る藤田さん、皆の視線が集中した。

 

「藤田です。俺は別に大したことをしたと思ってません。俺はいつも思っています。専務を男にしたいだけです!」

 

拍手喝采、割れんばかりの声援が飛んだ。

 

なんだか僕も誇らしかった。

 

 

 

すると、藤田さんがマイクを握り直した。

 

「あそこにいる新人と2人でやった仕事です。あいつにも拍手を。」

 

ビックリしている僕に、全社員の視線が突き刺さった。

 

僕は真っ赤なになって立ち尽くすしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく。。。

 

 

 





 

 


 

 

 

 

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