有限 | まさきもち

まさきもち

『 猫と息子と音楽と。』

誰もが知っている
有限であるということは



後悔なく生きたい
そう願ってもいる



歳を取らなければわからないこと



今がずっと続く感覚が
この先も続くであろうこと



健康と不健全のバランスで
紐は解かれてゆく



鳥のように
今日の餌を求めて飛び回れたらと
ないものに憧れることで
自分を落ち着かせてみたり



変わらないと思っていた景色も
点と点を結んだときには驚くべき変化を遂げている



1秒を無駄にしていこう
1日を1年を無駄に生きたって
誰にも関係ないし
自分にすら
こんなものかと蓋をしてさ



成し遂げなきゃいけないものがあるわけでもなく
夢の切れはしくらいの小さなこと



有限てことは
終わりが来るという待ち遠しさでもある



今日も始まっている
僕の君の1日が