私はずっと、
「良い妻でいなければ」
「良い母でいなければ」
「親孝行しなければ」
「家族のために頑張らなければ」
そんなふうに生きてきました。
「まず人さま」という言葉を大切にして、
自分のことはいつも後回し。
嫌なことがあっても、
「そういうものだから」と自分に言い聞かせて、
自分の気持ちを感じないようにしていたのかもしれません。
子どもたちも独立して、還暦も過ぎて。
ふと立ち止まったとき、
「これからは、もう少し自分らしく生きてもいいんじゃない?」
そんな気持ちが出てきました。
そして今日、アロマのローズの香りを感じていたら、
心の奥から、ふっと出てきた言葉がありました。
「私は、愛されたかったんだ。」
認めてもらいたかった。
そのままの私を、大切にしてほしかった。
そう思ったら、
幼い頃の自分をそっと抱きしめてあげたくなりました。
「もう頑張らなくていいよ」
「そのままのあなたでいいよ」
ローズの香りが、そんなふうに語りかけてくれた気がします。
香りって、不思議ですね。
自分でも気づかなかった気持ちを、
ふっと思い出させてくれることがあります。
私はアロマエステティシャンとして、
これまでたくさんのお客様と向き合ってきました。
でも私自身も、まだ自分を知っている途中。
お客様と一緒に学びながら、
私も香りに教えてもらっています。
今日出会えた「愛されたかった私」。
完璧じゃない私だからこそ、届けられるものがあるのかもしれない。
そんなことを感じた一日でした。

